正しい寝方は、仰向け,横向き,うつ伏せ, どの寝方か?
● 仰向き寝のメリット.
体のどこか一か所に負荷がかかることがない.
仰向け寝は、肩,背中,お尻,太もも,ふくらはぎなど、体裏側全体が布団やマットレスに付いている状態なので、
負荷が体のどこか一部に集中することを防ぐことができます〇
負荷が集中しないということは、血液の流れがスムーズな状態を保てるということなので、朝起きた時のコリや痛みの可能性がグンと減ります!!
ですので、朝起きた時に体のどこかが痛かったり、慢性的な肩こり,首こりなどがある人は仰向け寝の時間が少ないかもしれません×
体温調節がしやすい.
睡眠の質に大きく関係するのが体温調節です!
寝苦しかったり、寒さを感じていると深い睡眠をとることはおろか、寝ることすら危うくなります。
もちろん寝る部屋の環境にも左右されますが、寝ている時のある程度の体温調節は自分の体で行うものです!
そしてこの自分の体で行う体温調節に一番適している寝方というのが仰向け寝なんです!
それはなぜかというと、仰向け寝は体温調節で重要な役割を担っている手のひらや足裏が一番リラックスした状態になりやすいからです!
人間は主に寝ている時に手や足から汗を放出し体温調節しています!!
ですので、手のひらや足裏の血流が良くなりやすい仰向け寝が一番体温調節に向いており、暑さや寒さに睡眠を邪魔されにくい寝方と言えるんです☆
なお、靴下をはいて寝ると血流が悪くなったり、足裏からの汗の放出を邪魔することになるのでメリットは半減してしまうということは注意しなければなりません×
● 仰向け寝のデメリット.
気道がふさがって睡眠中の呼吸に支障が出る可能性がある.
仰向き寝で寝ると、どうしても舌が重力で喉の気道をふさいでしまうリスクが伴ってしまいます×
一度試しにわざといびきをかいてみて下さい。
舌の奥を喉の方に意図的に引いていびきをかこうとしますよね?
仰向け寝で寝るとこの現象が起こってしまうんですね。。。
さらに仰向き寝は、顎が下がって口を大きく開いてしまいやすいので、より呼吸がしにくい状況が生まれやすくなります⤵
舌がのどをふさいでしまうリスクが高い点+顎が下がり口が開きやすいという点から、
仰向け寝は気道がふさがりやすく呼吸がしにくくなる可能性が高い寝方だと言えます。
寝具が合っていないと腰に大きな負担が集中する.
メリットの部分で、体全体で負荷を受けられるということを挙げましたが、これは寝具が体にある程度合っていることが前提です!!
もし体が沈み込み過ぎるようなマットレスや布団で仰向けで寝ると、
腰が折れ曲がった状態で寝ることになるので、腰に負荷が集中し、起きた時に腰が痛くなったり腰痛を引き起こします×
他にも、低い枕で仰向けで寝ると気道がさらにふさがりやすくなったり、高い枕で仰向けで寝ると首こりや肩こりがひどくなったりします×
仰向け寝のメリットの恩恵を受けたくて仰向け寝で寝ようとするのであれば、「寝具を見直す」ということも必ずセットで行わなければいけません☆
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● 横向き寝のメリット.
呼吸がしやすくなる (いびき改善).
横向きで寝ると、舌で気道をふさいだり口が開き過ぎることもないので、寝ている時の呼吸がとても楽になります〇
いびきをかきやすい顎が小さい人や顔周りに脂肪が多い人でも、横向きで寝るといびきをかかなくなるぐらい、
劇的に睡眠時の呼吸の悩みが解消する可能性が十分に考えられます☆
それだけでなく、睡眠時の呼吸がスムーズにできることによって睡眠の質が確実に向上します!
、呼吸がしやすいという横向き寝のメリットは非常に大きなメリットと言えますね☆
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右向き・左向きでそれぞれメリットがある.
まず右を向いて寝た場合、、、
・左胸辺りにある心臓が右側にある重量のある肝臓などの臓器より上に来るので、心臓に対する負担が減って血流が良くなる。
・胃や腸などの消化器官の出口が体の右側にあり、消化の際の負担が減るので消化器官の働きが良くなる。
といったメリットがあります!
反対に左を向いて寝ると、、、
といったメリットがあります!
このように左を向いた横向き寝、右を向いた横向き寝のそれぞれでメリットがある寝方です♪
ちなみに、それぞれの方向の横向き寝のメリットに関しては諸説あります!!
今回はより可能性が高い情報をお届けしましたが、あまり効果が無いという場合がありますのでその辺りはご理解いただければと思います。
妊婦さんにはベストな寝方.
妊婦さんは、お腹の赤ちゃんに負担がかからない寝方=妊婦さんにとっても負担のかからない寝方です!
仰向けで寝ると、お腹の中にいる赤ちゃんの重量を全てお母さんが受け止めなければならなくなり、妊婦さんにとってとても負担になる寝方となります。
かといってうつ伏せで寝ると、お腹の赤ちゃんに負担が掛かって大惨事になりかねませんのでうつ伏せ寝もアウトです。
その点横向き寝は、お母さん自身もお腹の中の赤ちゃんも両方の負担が軽くなるので、妊婦さんにとっては一番最適な寝方となります!
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● 横向き寝のデメリット.
肩や腰の血流が悪くなって痛みやコリが生じる.
人間の体のアウトラインを見ると、肩と腰部分が出っ張っていますので、右向き,左向き関わらず肩や腰に負担が数中しやすくなってしまいます!
マットレスや布団は横向き寝専用で作られているわけではないので、
長時間横向き寝で寝るとどうしても肩や腰の血流が悪くなって血栓ができ、痛みやコリにつながってしまいます⤵
朝起きた時に肩や腰に痛みを感じたら、それは長時間の横向き寝が原因の可能性があります!!
メリットがデメリットになってしまう.
横向き寝のメリットの部分で、右向きで寝ると心臓や消化器官への負担が軽減され、左向きで寝るとリンパ液の分泌量が増えるというメリットを紹介しました!!
ですが、右向き,左向きどちらか片方を向いて寝る時間が長くなってしまうと、メリットの要素が逆にデメリットに転じてしまいます×
右向き寝の時間が長くなるとリンパ液の分泌量が減ってしまうというデメリットが生まれ、
逆に左向き寝の時間が長くなると心臓や消化器官への負担が大きくなってしまうというデメリットが生まれてしまうということです⤵
前項目の血流が悪くなってしまうデメリットと同様、右向き寝,左向き寝のどちらか片方に偏って寝てしまうことがデメリットに繋がってしまいます。
● 横向き寝で寝るための枕.
総合的にメリットが多く、寝方の中でも推奨されている横向き寝ですが、横向きで寝たい方へ向けて、横向き寝をサポートしてくれる枕があります○
それが ”YOKONE3” です☆
通常の枕は仰向け寝を想定しているので、横向き寝にはどうしても高さが足りません×
ですがYOKONE3は、若干高めに作られていて尚且つ4段階の高さ調節が可能なんです〇
さらに、横向き寝特有の肩への負担を減らすために「頭」「首」「肩」「腕」の4点で支えるような構造で作られています☆
横向き寝の恩恵を受けたい方で、中々横向きで寝られないという方は、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか?
● うつ伏せ寝のメリット.
安心感が感じられて寝付きやすい.
うつ伏せ寝というのは寝方は見方を変えると、顔,臓器,性器など体の大事な部分を隠した状態で寝る体勢です!
人間も動物なので、体の弱点である部分は隠したいという本能があり、
逆にこれらの部分を隠したうつ伏せの状態でいると、この上ない安心感を感じることが出来るんです!
あなたもうつ伏せ寝になると、なんとも言えないホッとするような感覚を味わったことがあるんじゃないでしょうか?
この安心感がスムーズな入眠を誘うことへとつながるので、寝付けない時にうつ伏せになると眠れるようになったりします〇
呼吸がスムーズに出来る.
うつ伏せ寝も横向き寝同様、気道が狭くなる要因が少ないので寝ている時の呼吸はスムーズに行いやすいです!
さらにいうと、顎が上がって口を開く可能性が横向き寝よりも低い寝方なので、横向き寝より気道が確保しやすい寝方とも言えます★
● うつ伏せ寝のデメリット.
顔・首・腰などへの負担増.
うつ伏せ寝は、仰向き寝や横向き寝に比べて圧倒的に体の各所への負担が大きくなります。
特に首・腰への負担はかなり大きくなります×
うつ伏せ寝の場合、真っ直ぐ下を見ると枕に口や鼻が埋まって呼吸が出来なくなるので、首は常に左か右のどちらかに90度近く曲げている状態になります!
長い時間この姿勢でいると、首周りの血流が悪くなることは明らかです。
血流が悪くなることからの痛みやコリだけで済めばまだいいですが、それだけ無理な姿勢まで曲げてしまうと骨にも痛みが及んでしまいます。
さらに枕で頭の部分が上がってしまうと反り腰のような体勢になるので、寝ている間常に腰が反った状態になり、その負担を計り知れません×
胸が圧迫されて呼吸が浅くなる.
うつ伏せ寝は気道が確保されスムーズに呼吸ができる体勢ではありますが、
呼吸をするための肝心な肺や心臓部分が圧迫されている状態なので、呼吸はしやすくても呼吸自体は浅くなってしまいます!
睡眠中の呼吸が浅くなると、比例して睡眠の質も浅くなってしまいます⤵
これでは呼吸がスムーズに行えるメリットはないも同然です×
顔や顎、歯の発達に影響.
うつ伏せ寝は顔のどちらか半分近くを枕に押し当てている状態ですよね。
これは同時に、顔や顎や歯へ負担を与え続けている状態と言えます。。。
外部から何か力が加わり続けた顔や顎や歯というのは、それ相応に変形していってしまいます×
特に成長期の子供はその影響を非常に受けやすいのでかなり要注意です。
実際のところ、うつぶせ寝は仰向き寝や横向き寝とは違って、
メリットの効果に比べてデメリットの被害が大きいので、あまり推奨されている寝方ではありません×
マッサージ店などでうつ伏せで寝ても苦しくならないように、顔の部分に穴が開いている台がありますが、
ああいった工夫でもしない限り、うつ伏せ寝のメリットデメリットの差を埋めることは難しいと思われます⤵
どうしてもうつ伏せ寝のメリットを味わいたい方は、寝る直前に深くリラックスするために短時間うつ伏せ寝を取り入れるのであれば有効になるでしょう☆
● 仰向き寝や横向き寝で寝るためには….
仰向き寝や横向き寝のメリットの恩恵を受けたいと思っても、寝ている時というのは意識的に寝方を変えることはできませんよね。
ですが全く方法がないワケではありません○
最後に寝たい寝方で寝る時間を増やす方法を2つお伝えしておこうと思います!!
① 寝たい寝方で眠りにつく.
完全に眠りにつく前のウトウト状態のときの姿勢を、寝たい寝方で寝ておきます!
そしてその姿勢で入眠していくことで、体が勝手に”寝る前の寝方=寝る姿勢” ということがインプットされ、
意識のない睡眠中、その寝る前の寝方で眠る時間が長くなる可能性があります○
寝たい寝方で眠りについていく回数が増えると、その寝方で寝る時間を増やすことに繋がるでしょう!
② 寝方に応じた枕やマットレスで寝る.
仰向き寝,横向き寝、それぞれの寝方に合った枕やマットレスというのが存在します。
ですから、高い枕だと仰向き寝で寝ると不快なので、自然と横向き寝で寝ようとしますし、
クッション性が低いマットレスで横向きで寝ると肩や腰が痛くなって自然と仰向き寝で寝る時間が増えます。
少し強引ですが、意識のない睡眠中の寝方を変えるにはこれぐらいしないと変わりません×
最後の一言
今回はそれぞれの寝方のメリットデメリットを紹介しましたが、基本的に”仰向け寝”か”横向き寝”で寝るべきです○
睡眠の質は寝方によってかなり左右されるので、
現状の寝方に何か問題があるのであれば、寝方を変えるための出来る限りの努力をして睡眠の質を向上させましょう♪
そして毎日を元気に過ごしましょう☆彡