うつ病を患って低下した集中力を回復させるために出来る3つのコト

うつ病を患って低下した集中力を回復させるために出来る3つのコト
 
私は7年前に過労によって重度のうつ病を患いました。
 
現在も闘病中で、特に「集中力の低下」の症状がひどいので復職が出来ず、今は自分のペース配分で作業ができるフリーランスとして日々ボチボチ頑張っています!!
 
今でこそ自分のペースであれば集中できる時間が長くなりましたが、少し前までは数分間集中するだけで物凄く疲れていました!!
 
では、自分のペースとはいえ「どのようにして最悪の状態から集中できる時間を長くすることができたのか?」というと、
病院の先生と相談して集中力を持続できるように様々な方法に取り組んだからです!!
 
今回はその中でも特に自分で効果が感じられた方法を3つ紹介していきたいと思います★
 
真剣に取り組んでいただければ多かれ少なかれ、必ず集中力を持続できる時間が長くなるはずですので、ぜひとも参考にしていただければと思います♪
 
それではみてまいりましょう!
 
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うつ病を患って低下した集中力を回復させるために出来る3つのコト

 

方法1 脳の思考を止める (瞑想) 

座禅を組み胸の前で手を合わせている子供

うつ病は、脳の神経伝達物質の異常によって引き起こる病気です!!

詳しくはこちら→「心の病とは脳の病気のこと!! そもそも人間に心という部位はない×」

 

そして脳の神経伝達物質に異常が表れる原因として多いのが、「脳の使い過ぎ」です。

 

”神経質”や”几帳面” といった性格の人がうつ病を発症しやすいのも、普通の人より思考量が多い…つまり脳を使い過ぎているからということが考えられるのです!

 

ですので、集中を要する作業を行った際、作業中にあれこれ考えて思考量が増えることで作業に集中できる時間が減ってしまうというわけです!!

 

ですが、だからといって集中力を持続させるために考える量を減らすという方法は現実的ではありません×

 

となると、「集中できなくなった時にいかに脳を回復させるか?」ということがポイントになってきます!!

 

そこで必要なことが”脳の思考を止めること”です☆

 

うつ病を患う人は特に、思考量が多いこと+常に何かのことを考えている傾向があります。

 

要するに、ボーっとしている時間が極端に短いということです。

 

コップから溢れそうな水のように、常に脳の思考量が満帆の状態なので、いざ集中した時にすぐに溢れてしまって集中力を持続させることができないのです⤵

 

そんな脳の空き容量を増やす (脳の思考を止める) ための一番の方法が”瞑想”です!!

 

瞑想というのは…

目を閉じて何も考えずに脳を無の状態にすること

です。

 

 

人間は、目を閉じて視覚からの情報をシャットダウンすることでおよそ8割の睡眠効果が期待できると言われているほど、
目に飛び込んでくる情報というのはかなり脳を刺激します。

 

ですので、目を閉じて瞑想をすると、脳の思考が落ち着き,脳のキャパシティの空きが増えて集中力が持続しやすくなるというわけなんです○

 

瞑想以外にも、外の景色の一点を見つけてボーっとしたり、呼吸という単純な動きを意識して思考量を減らすために深呼吸をすることなども効果が見込めます!!

 

集中できる時間を長くするために、脳の思考を止める時間を意識的に作るようにしましょう☆

あくたかの”痩せ筋”知識

深呼吸はただ深く呼吸するだけですが、私たちの脳や体にとても良い影響を与えてくれます!!こんなに簡単な健康法は中々ありませ…

 

方法2 運動×睡眠 (※質が大事)

暖かそうにして寝ている子供

運動と睡眠に関しては、うつ病の根本的な治療方法としても重要視される要素です!!

 

そして集中力を持続させるためにもこの二つの要素の働きは非常に重要で、まず運動に関してですが、
運動をすると人間は”セロトニン”という精神面を安定させるホルモンが分泌されます○

 

さらにそれだけではなく、運動をしている時は運動に集中したり,思考が自然と前向きになるので、余計なことを考えずに済んで脳に余裕が生まれます○

 

運動をした後、なんだかスッキリした気持ちになるのも、これらの働きが作用しているからなんです☆

 

次に睡眠ですが、人間の脳の疲れを回復させる一番の手段は何を隠そう”睡眠”です!!

 

どれだけ集中力が持続できる人でも、寝不足の状態ではそのパフォーマンスは格段に落ちてしまいます。

 

ということは逆に、集中力が持続できない人がしっかりと睡眠をとればパフォーマンスを上げられる可能性があるというわけです○

 

しかし、「なぜ”運動”と”睡眠”を併せて紹介したのか?」というと、
ネット社会×運動不足の増加で、”脳はかなり疲れているのに体はほとんど疲れていない” という状態の人が増えているからです!!

 

どうして脳の疲れ”大”,体の疲れ”小” になると睡眠の質が落ちるのか?

それは、脳の疲れが回復する前に体の疲れが回復することで、体が起きよう起きようとして浅い睡眠となり、脳が十分に回復できなくなるからです!!

 

朝起きた時に、体は元気だけど頭はボーっとして中々シャキッとスッキリ起きられない日が多いという場合は、脳が回復しきっていない可能性大です。

 

このような事態を引き起こさないために、適度に運動をして体を疲れさせて、脳の疲れと体の疲れのバランスを良くして睡眠の質を向上させようというわけです○

 

そのために運動と睡眠をセットで紹介したのです★

 

”ある程度”、運動と睡眠を意識しているではダメです×

 

しっかり意識しているつもりでも、もう一度 ”本気で”、運動と睡眠に向き合ってください!

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方法3 前向きに開き直ってみる

親指と人差し指でOKポーズをとっている女性

集中できない自分や、すぐに集中力が切れてしまう自分って嫌ですよね。

 

その気持ちは痛いほど分かるのですが、その気持ちというのは集中力を伸ばそうとするうえでかなり邪魔になってきます×

 

むしろ「集中しなくちゃ」というプレッシャーが強くなってしまって余計に集中できなくなってしまったり、
集中する前に「どうせ集中できないから」ということでそもそも始められなかったりというマイナスに働いてしまいます⤵

 

いくら脳が元気でキャパシティーが空いていたとしても、この気持ちのせいで集中することができなくなってしまいます。

 

でも、だからといって「自分は集中できる」と、無理に前向きになる必要はありません!!

 

ただ、「自分は集中力が短いけど今すぐどうこうできる問題じゃないからとりあえずやってみよう」というように前向きに開き直ることが大事なのです!!

 

そうすることで確実に今よりも集中できる自分になれるはずです★

 

うつ病を患う人は、マイナス(ネガティブ)思考の人が多いですが、そこでプラス(ポジティブ)思考に変えようとすることはあまり良い方向に転びません!!

 

集中力を伸ばすことだけに限らず、「とりあえずマイナスの状態からプラスマイナスゼロの状態を目指す」という意識を大切にしましょう◎

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最後に

集中力というのは日によっても変わりますし、何かバロメーターがあるわけではないので、低下したのか向上したのか判断が難しいものです。

 

ですから、あまり以前の状態と比べ過ぎないようにしましょう!!

 

うつ病を患って集中力が落ちたのは、自分のせいではなくうつ病という病気のせいです。

 

うつ病の治療同様、焦ったり無理をしてしまってはいつまでも良い結果には結びつきません。

 

今回紹介した方法以外にも集中力が伸びるきっかけはありますが、まずは今回の3つの方法に真剣に取り組んでみてくださいね★

 

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