うつ病かもしれないと思ったらチェックしてほしい7つの症状とは?

うつ病かもしれないと思ったらチェックしてほしい7つの症状とは?
 
”約5人に1人が生涯に一度はうつ病になる” と言われているぐらい、うつ病は身近な病気となっていますし、どんどんうつ病を患う人は増えています!!
 
ということは同時に、自分や周りの人に対して「うつ病かもしれない」と思うことも多くなっているのが現実です!
 
そこで今回、自分や周りの人に対してうつ病かもしれないと思った時にチェックしてほしい7つの症状について、
うつ病経験のある私から紹介させていただきます☆
 
精神的な病気とはいえ、かなり高い確率で目で見て判断できるような症状が表れてくるので、ぜひ参考にしていただきたいと思います!
 
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うつ病かもしれないと思ったらチェックしてほしい7つの症状

うつ病といっても双極性障害や非定型うつ病など、様々な種類のうつ病があります!

 

それぞれのうつ病特有の症状というものはありますが、今回紹介するのは,どのうつ病でも共通して表れやすい症状です!

 

ですので、”うつ病の種類によっては今回紹介する症状以外の症状もある”ということだけはあらかじめご理解ください!

 

それではみてまいりましょう!!

 

症状1 憂うつ気分.

額に手を当てて考え込んでいる男性

まず、「憂うつ気分というのはどういうものか?」についてですが…

・不安な気持ちになること.

・なんだか気分が晴れない.

・プラスの気持ちが出てこない.

・くよくよ考え事をしてしまう.

など、ハッキリとした定義はありませんが、上で挙げたような気持ちや感情になることです。

 

ですが憂うつな気分というのは、生きていれば誰にでも湧き出てくる感情です。

 

ではうつ病の憂うつ気分と、誰もが抱く憂うつ気分というのは何が違うのか?

それは、憂うつ気分になるキッカケと憂うつ気分が続く期間です!

 

うつ病による憂うつ気分は、今まで憂うつ気分にならなかったような些細なきっかけで憂うつ気分になるものです○

 

そして誰もが抱く憂うつ気分はある程度の時間が経つと薄れたり,和らぎますが、
うつ病の憂うつ気分は、目安として2週間以上,改善傾向が見られず続く状態のことを指します!!

 

要するに、簡単に憂うつな気分になったり、憂うつ気分が良くならずに長い間断続的に続くようであれば、うつ病による憂うつ気分を疑うレベルということになります。

 

症状2 興味の減退・感情の喪失.

肩を落としている無気力な女性

うつ病になると今まで興味を持っていたものや好きだったものに対しての感情がどんどん薄れていきます⤵

 

そして様々なことへの興味がなくなっていくと同時に、喜怒哀楽の感情もどんどん失われてしまいます。

 

生活していく中で趣味趣向が変わっていくことはごくごく自然なことですが、趣味趣向が無くなっていくことは非常に注意が必要です!!

 

さらに今までよく笑っている人が笑わなくなったり、怒ったり悲しんだりするような感情が湧き出てこなくなると、よりうつ病の可能性は高まります。

▼あわせて読みたい▼

心の病とは脳の病気のこと!! そもそも人間に心という部位はない× うつ病や適応障害などの精神疾患のことを、”心の病気” と表現されているけど、結局どこに異常がある病気のことなんだろう?という疑問に、実際にうつ病と闘病して[…]

 

症状3 攻撃的・言動の異常.

ボクシンググローブを付けた女性が男性をパンチしている

世間一般でイメージされているうつ病のイメージは、[症状1,2]のようにどんどんおとなしくなっていく方向だと思います。

 

ですがその反対の、乱暴になっていったり気性が荒くなっていったり、異常な行動を起こすようになることも、うつ病の症状として表れる可能性が大いにあります!

 

例えば…

人が傷つくような言葉を平気で言う。

普段口数が少なかった人が急に喋り続ける。

・じっとしなければいけない状況でも体を動かしてしまう。

・気性が荒くなかった人が、すぐにイライラして貧乏ゆすりをするようになる。

といったようなことです。

 

このように、人格が変わったように普段の言動に変化や異常が見られるようになるとうつ病を疑う余地ありです。

 

そしてこの状態というのは言い方を変えると、今まで理性で抑えられていた感情に歯止めが効かなくなっている状態ということです!

 

症状が軽いうちは癖のように捉えられますが、酷くなってくると周囲の人に迷惑を掛けてしまうレベルになりますので、注意が必要です×

 

特にこの症状は、「躁うつ病」という,うつ病を患った人に表れやすい症状です。

躁うつ病について→「躁うつ病 (双極性障害) が有する4つの症状とは?」

 

症状4 集中力や思考力が低下.

机に顔を付けている無気力な男性

うつ病というのは心の病というように表現されていますが、実際には脳の神経細胞が異常をきたしている状態です。

詳しくはこちら→「心の病とは脳の病気のこと!! そもそも人間に心という部位はない×」

 

脳の神経細胞が異常になると、脳が正常に機能しなくなり、脳からの指令がうまく伝達されないようになってしまいます×

 

要するに、”○○に集中” ”○○について考えろ” というような指令が正常にされなくなるので、集中力や思考力が落ちてしまうというわけです⤵

 

仕事のミスが明らかに増えた、学校の成績が急激に下がった、というようなことも、実はうつ病の症状によるものの可能性があるんです。

 

他にも、日常生活においても普段では考えられないような失敗をしたり、呼びかけられても気付かない、というようなことも増えるようになります。

 

疲れや寝不足などの他の要因がないのにも関わらずこのような症状が表れてくると、うつ病の症状として出てきている可能性ありです★

 

症状5 食事や睡眠の異常.

暴食している女性

うつ病になると、次のような食事や睡眠に異常が見られることがあります!

・過食障害 (食べる量に制限を掛けられない)

・摂食障害 (好物にも食欲が湧かず、食事量が著しく減る)

・偏食障害 (食事の好き嫌いが増えて、極端に食事が偏る)

・不眠症 (中々スムーズに寝付けない,夜中に起きてしまう)

・過眠症 (起きたい時間に起きられなくなる,寝過ぎてしまう,)

食事の異常に関しては、体型の変化にリンクしてくるので、急激に太ったり痩せたりすることもうつ病の症状としてとらえることができます!!

 

そして睡眠の異常に関しては、うつ病を発症した9割以上の人が何らかの睡眠障害を併発しているので、うつ病の症状としてはかなり高確率で表れてくるものです!!

 

年齢や日常生活の疲労などによっても食事や睡眠に変化は表れてきますが、明らかな変化が表れた際はうつ病の影響が出ているのかもしれません。

▼参考記事▼

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症状6 過度な被害妄想.

様々なことを考え込んで悩んでいる女性

被害妄想とは簡単に言うと、何に対しても悲観的で,マイナスな出来事の全てが自分のせいだと思ってしまうことです。

 

この被害妄想がひどくなると、どんどん自分を追い込んでいき、何となく死を望んでしまう”希死念慮”という感情が沸き出てきてしまいます!!

 

今までマイナスな発言をあまりしなかった人からマイナス発言が多く聞かれるようになったり、
自分に対する評価が極端に低くなった人などは、うつ病の症状によるものの可能性が十分あり得ます。

▼参考記事▼

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症状7 疲れやすくなった・疲れが取れない.

眠そうにあくびをしている男性

毎日生活していると誰でも疲れます○

 

ただ、加齢によるものや,疲れが増える特別な要因がないのにも関わらず、
明らかに以前よりも疲れやすくなったと感じているようであれば
、それはうつ病の影響かもしれません。

 

なぜうつ病が疲労増大や疲れやすくなることにつながるのかというと、
うつ病になると今までの普段の生活が出来なくなっていくからです!

 

人間慣れていることに取り組むよりも、慣れていないことに取り組む方が確実に疲れやすいですよね?

 

うつ病になると今まで慣れていたことが慣れないことになってしまうので、その分疲労度が増すということなんです☆

 

さらに他の症状も重なってくるので、疲労度は増す一方です×

 

今までより疲れが溜まりやすくなったり、疲れが取れなくなったようであれば、それはうつ病の影響かもしれません。

 

最後の一言

うつ病は早期発見、早期治療が何より大事です!!

 

発見するのが遅れれば遅れるだけ重い症状が出て、治療にも時間がかかります×

 

うつ病かも?と思っている時点で何らかの異常があると思いますので、絶対後回しにせず、病院に行ったり,休んだりと何らかの対応をするようにしましょうね♪

 

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