寝る時の室温は何度がベストで,湿度は何%に設定すればいいのか?

寝る時の室温は何度がベストで,湿度は何%に設定すればいいのか?
 
寝る際の環境というのは睡眠の質を大きく大きく左右します!!
 
寒かったり乾燥した状態で寝ると、体調を崩してしまう可能性がグンッと高まってしまいますし、
反対に暑かったり蒸しっとした状態で寝ると、寝苦しい夜になってしまって浅い睡眠になってしまいます⤵
 
では一体、「室温は何℃で、湿度は何%に設定すれば快適な睡眠をとることができるのか?」
このことについてこれより説明していきたいと思います!!
 
一日の1/3~1/4を過ごす部屋の環境を整えていないということは、一生のうちの1/3~1/4の時間を不快な環境で過ごしているということになります。
 
寝室の環境を少し整えるだけで睡眠の質が高まって日々の生活は一変しますので、エアコンや加湿器等でこれから紹介していく室温や湿度に調整して眠るようにしてください☆
 
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睡眠に最適な室温と湿度について

 

● 睡眠に最適な室温は何℃か?

暖かそうにして寝ている子供

まず寝る際の最適な室温についてですが、春&秋、夏、冬によって変わってきます。

 

なぜかというと、人間が日中の気温に順応していく生き物だからです。

 

日中過ごしている温度と夜寝る時の温度の差が大きいと、それだけ人間は体温調節が難しくなって体調を崩しやすくなったり浅い眠りになりやすくなってしまいます。

 

要するに、日中過ごしている時の温度となるべく近い室温で寝ることが、体に負担が掛からない寝る際の最適な室温ということになります○

 

ではその「最適な室温というのは何℃なのか?」ということを季節ごとに見ていきましょう。

 

・春&秋の場合

空調設備を使用しなくても過ごしやすいこの二つの季節は、基本的に室温というよりも寝具や寝る時の服装で調節することが得策です。

 

もちろん、冬が終わったばかりの春や限りなく夏に近い秋などは、ヒーターやエアコン等で室温の調節が必要ですが、
これらの空調設備の空気は自然の空気ではないので、春や秋は出来る限り寝具や服装で調節しましょう○

 

・夏の場合.

夏場は大体25℃~28℃ぐらいが睡眠時の最適な室温となります。

 

とはいえ夏の夜の外気温とこの最適な室温(25℃~28℃)との差というのは、冬に比べるとそれほど大きく開いているわけではありません。

 

ではなぜ「夏の夜があんなに寝苦しくなるのか?」というと、問題は”湿度”です。

 

夏の夜は室温と同じかそれ以上に湿度の指数が快適か不快かを分けます!!

 

最適な湿度に関しては気温の次に紹介していきますが、気温が適正だとしても湿度が不快な指数だと、寝苦しくなってしまう可能性大です。

 

夏の夜は気温と共に湿度を下げる意識が非常に大事になってきますので、後ほど紹介する最適な湿度をぜひ参考にしてください☆

 

夏の最適な湿度が早く知りたい方はこちら!!

 

冬の場合.

冬場は大体16℃~19℃ぐらいが睡眠時の最適な室温となります。

 

寒いからといってあまり暖かくし過ぎてしまうと、布団や厚めの服装によって汗をかいたり布団から体を飛び出させてしまって体が冷えてしまう可能性が出てきます×

 

布団をかぶると、約36℃ある体温によって布団の中の温度は高くなっていくので、眠りにつくときは少し寒いくらいで寝る方が丁度良くなります○

 

もし首や肩、背中や腰などに冷えを感じることが多いのであれば、それは枕が合っていないことで血流が滞っているのが原因かもしれません!!

 

自分に合った枕を使うことで、嘘のようにそういった悩みから解放される可能性がありますので、
「睡眠の質を上げるための枕選びに必要な三大要素とは?」の記事を参考に自分に合った枕かどうか確認してみてください☆

 


続いては、快眠するための室内環境に欠かせないもう一つの要素である「湿度」についてです!!

 

● 睡眠に最適な湿度は何%か?

うつ伏せで寝ている子供

湿度に関してもそれぞれの季節によって大きく違いがありますので、季節ごとに分けて見ていきます。

 

温度は、春と秋・夏・冬、と分けましたが、湿度に関しては梅雨がある春と夏の時期は湿度が高く、
秋と冬は空気が乾燥して湿度が低くなるので、「春と夏」「秋と冬」に分けて考えます。

 

・春と夏の場合

ジメジメする梅雨の時期や、蒸し蒸しする夏の季節の夜は、湿度を50%~60%にすることを意識する必要があります!!

 

冬が明けた春の季節はまだまだ空気は乾燥していますが、5月6月の梅雨時期から夏にかけては湿度が60%を超えて不快な湿度状況となります!!

 

特に気温が高い夏は気温よりも湿度を下げる方が体感不快指数は下がりやすいです☆

 

ですので、寝室はエアコンの除湿(ドライ)機能+扇風機等で湿度を下げる努力が必要となります。

 

ただ、寝室の湿度を快適にしてもマットレスや敷き布団の通気性が悪く、寝ている時の汗によって体感の湿度が不快になってしまう可能性があります。

 

もしマットレスや敷き布団にこだわっていなかったり、買い替え時期で通気性が悪くなったものを使っているのであれば、
室内の湿度以上に大事な要素ですので、快適な眠りのために適したマットレスや敷き布団への買い替えを検討してください○

 

マットレスや敷き布団は、決して値段が高いから良いものとは限りません×

 

マットレスをお使いの方は、下記の記事を参考にしていただいて自分に合ったマットレスを見つけていただければと思います!!

▼参考記事▼

マットレスで人生が変わる!!失敗しないおすすめマットレス 5選 人間の体や脳や心を回復させる最大の手段である”睡眠” その睡眠の質の大きなカギを握っているのがマットレスです!! 自分[…]

 

・秋と冬の場合

木が枯れてしまうほど乾燥する季節である秋と冬の夜は、湿度を最低でも40%以上にして寝たいところです!!

 

40%を下回ると肌の乾燥がひどくなりやすく、さらに風邪やインフルエンザなどのウイルスが活発に活動してしまいます×

 

さらに湿度が低くなると喉がカラカラになってしまうため、余計にウイルスに侵されやすくなってしまいます!!

 

加湿器を使ったり、水を入れたバケツを置いたり、濡れタオルをハンガーで吊るしたりなどの工夫をして、乾燥した中で寝ないように心がけましょう☆

 

最後に

自分に合った寝具を揃えたり、寝る前にストレッチをしたり、日中運動をして適度に疲れさせたりなど、
質の高い睡眠をとるためには実に様々な要素が必要となってきます!!

参考記事→「睡眠の質を上げるために必要な5つの”習慣”を紹介します★」

 

逆に言うと、睡眠の質を高めるためにはそれだけ手段があるということです○

 

今回紹介した「室温と湿度」に関しては、空調設備さえあれば後は意識の問題です!!

 

室温

● 春・秋 … 服装や寝具で調節する。

● 夏 … 25℃~28℃

● 冬 … 16℃~19℃

湿度

● 春・秋 … 50%~60%

● 春・秋 … 40%以上

この意識をしっかり持って、快適な環境の中で質の高い睡眠をとるようにしてください☆

 

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