冬の朝に起きられない(寝過ぎてしまう)理由と対策方法を徹底解説☆

冬の朝に起きられない(寝過ぎてしまう)理由と対策方法を徹底解説☆
 
「冬は朝起きるのが辛い」「寒くなるとどんどん目覚めが悪くなる」
四季がある日本では、冬の睡眠について何かしら悩みを抱いてしまいますよね!
 
「でもどうして冬になると朝起きるのが苦痛になってしまうのでしょうか?」
 
実はその原因は、”寒さ”だけではなかったんです!!
 
そして、冬の朝が苦痛になってしまう本当の理由を知り,対策をとることで、誰でも克服することが出来るのです○
 
これより、冬の朝の目覚めをガラッと変えるために必要な知識を紹介していきますので、悩みをお持ちの方は当記事をぜひ最後まで目を通してください!
 
スポンサーリンク

冬の朝に起きられない (寝過ぎてしまう) 理由と対策方法

 

理由1 日が昇るのが遅くなった.

日の出日の入の様子

冬になるにつれてどんどん日の出の時間は遅くなっていきますよね。

 

単純に、日が昇るのが遅くなると外が暗いままだから起きられなくなるということはイメージしやすいと思います。

 

しかし、それ以外にも日の出というのは朝の目覚めに関係しているんです。

 

というのも、人間は日光を浴びることで体内時計がONになって体中の細胞が活動し始めます!

 

そして、朝日光を浴びてから約14~15時間後ぐらいに眠多くなるホルモンが分泌されるような体の仕組みになっているんです○

 

ですので日の出が遅くなると、体内時計がONになる時間が遅くなることに加えて夜眠たくなる時間も遅くなるので、朝がどんどん起きづらくなっていくというわけなんですね!

詳しくはこちらの記事内でも解説しています→「睡眠の質を上げるために必要な5つの”習慣”を紹介します★」

 

体内時計の仕組みには個人差がありますし、夏でも冬でも日の出とは関係のない時間に起きる人は日の出が遅いことが原因ではない可能性が高いです。

 

ですが大体5時~7時半ぐらいの間に起床する人は、冬になって日の出の時間が遅くなることが朝起きられなくなることにかなり密接に関係していると考えて良いでしょう○

 

対策:目が覚めたらまず電気をつける。

冬になって日の出が遅くなるからといって、日の出を早めることは不可能です。
 
ですので、冬のまだ暗い時間帯に起きる人は、外から差し込んでくる光によって目覚めることは諦めなければなりません×
 
ではどうするか?
それは、日光の代わりに「電気の照明の光」で目覚めるんですね★
 
電気の照明の光といっても日光ほどの照度はないため、日光の役割をまんま果たせるわけではありません!
 
ただ、電気の照明でも目覚めるために必要な明るさは十分にあるので、”目を覚まさせる”という役割は十分に担えます◎
 
外の暗さが目覚めの悪さに影響している人は、ぜひ目覚めた時に電気をつけてみてください!!
 
目に飛び込んでくる明るい光によって、脳も「朝だッ!!」と認識するので、毎朝続けていると自然とスッキリ目覚められるようになっていきます★
 
もし外が明るい時間帯に起きる人で目覚めが悪くなっているという人は、
スマホと連動させてスケジュールを設定するとカーテンを自動で開閉させられたり、
日差しを感知して自動でカーテンを開閉してくれる装置を家のカーテンに設置してみてはいかがでしょうか!
 
様々なカーテンレールに対応していて、工事不要で誰でも簡単に取り付けられるのでとてもおすすめです○
 

 

理由2 寒さで睡眠の質が落ちている.

眠そうにあくびをしている男性
ポカポカ陽気だと自然と眠たくなるように、人間はある程度暖かい環境の方が深い眠りにつきやすくなります。
 
ですが冬の寒い日は、寝る時にいくら布団をしっかりかぶって暖かくして寝たとしても、
寝ている間に布団がズレたり,足先が布団からはみ出したりして体が冷えてしまう可能性が高まります。
 
あなたも寒さで夜中に目が覚めた経験はありませんか?
 
目が覚めるまではいかなくとも、体が寒さを感じて深い眠りにつけていないということは十分に考えられます⤵
 
そうなると、体が「満足に睡眠がとれていない」と判断して、もっと寝よう寝ようとしてしまいます。
 
その結果、朝起きる時間は今までと同じでもシャキッと起きられなかったり,目覚めが悪くなったりしてしまうんです×
 

対策:寝室の気温を上げ過ぎず下げ過ぎない。

寝室の気温が低すぎると、少し布団が乱れただけで寒さを感じてしまいます。

 

だからといって逆に暖かく設定すると、寝ている時に暑さを感じて無意識のうちに布団をどけてしまったり、汗をかいて結局体が冷えてしまうといった可能性が出てきます。

 

基本的に冬は羽毛布団や毛布など、暖かい寝具を使って寝ているので、布団なしで快適に過ごせるような気温だと、布団をかぶった時に必ず暑さを感じてしまいます×

 

そういった要素を考えると、通常の状態で少し寒いぐらいの気温が寝る時にはピッタリでしょう○

 

さらに…

・布団がズレ落ちないようにベッドガードを設置する.

・足裏の体温調節機能を損なわないように睡眠専用の靴下以外の靴下は履いて寝ない.

など、体温が下がらないために出来る簡単な対策は是非とってもらいたいです!!

 

理由3 起床時、寒さですぐに布団から出ない.

布団の中でうずくまっている女性
前項目では、寒さで睡眠の質が落ちていると言いましたが、目覚めた後にも冬の寒さは悪影響を及ぼします。
 
というのも暖かい布団の中で目覚め、布団の外(寝室の外)が確実に寒いということが分かっていると、人間誰でも布団の中から出たくなくなるものです!!
 
ということは多かれ少なかれ朝の行動開始時間は遅くなりますよね⤵
 
さらに体は、朝の布団の中のグダグダしている時間も”睡眠中”と把握するので、体内時計がスタートし出す時間もどんどん後ろにズレていってしまいます×
 
そうなると、どんどん朝起きるのが苦痛になっていきます。
 
要するに、朝の布団の中でのグダグダ時間は負の連鎖を生むというわけです。
 

対策:起きる時間に寝室や家の中を温めておく+起きたら布団の中でストレッチをする。

寒いからといって布団の中でズルズルと時間を過ごしてしまう人は、暖かい布団の中から出たくないと思わないように、
エアコンのタイマー等で寝室や家の中などを起きる時間帯に合わせて暖めておくことが一番の解決方法です!!
 
もしタイマー可能な暖房器具が無かったり,部屋に暖房器具が無い場合などは、目覚めた時に布団の中でストレッチをするようにしましょう!!
 
布団の中ででもストレッチを行うことで、体が芯から温まって布団から抜け出しやすくなります○
 
さらに、ストレッチをして体を動かしていると、体が”起きた!!”と感じて体内時計がスタートし出すので、起床時間が遅くなっていくことを防ぐことが出来ます○
 
目覚めた時の布団の中でのストレッチというのは具体的に言うと…
・大きく伸びをする。
・足のつま先を前後左右に動かす。
・両膝を立てて、お尻を上に突き出す。
・両膝をお腹に抱え込む⇔伸ばすを繰り返す。
・両膝を立てて、膝を左右に腰をねじるように倒す。
・肘を伸ばして手を前に出して手をグーパーグーパーさせる。
といった動きがおススメです★
 
布団の中ストレッチは、朝の目覚めの悪さに関係なく、体をスムーズに起こすためにとても有効なのでぜひ取り組んでみてください!
 

理由4 冬季うつ病を発症している.

橋の手すりにもたれかかっている気力のない女性

冬季うつ病とは簡単に説明すると、秋から冬にかけてうつ症状が表れ、冬を超えた春ごろに症状がどんどん和らいでいくうつ病のことです。

 

この冬季うつ病が発症する一番の原因とされているのが「日照不足」です。

 

人間は日の光を浴びると”セロトニン”という、別名”幸せホルモン”と呼ばれているホルモンが分泌されます!

 

このホルモンは、精神面を安定させるためには欠かせないホルモンで、分泌量が減少すると精神面が不安定になってうつの症状が表れやすくなるのです。

 

日照不足が冬季うつ病を引き起こしているということを物語るように、冬季うつ病は緯度の高い地域(日照時間が短い地域)に住む人に多く見られます。

 

冬季うつ病に関しては下の記事で詳しく解説しています。

関連記事

冬季にうつになりやすい大きな2つの原因. 冬になると気分が落ち込みやすくなったり、うつ病になってしまう人が多くなるというのは紛れもない事実です!! 実際に”冬季うつ病”といって一種のうつ病として扱われています。 です[…]

 

朝起きられなくなること以外にも、落ち込みやすくなったり,集中力が続かなくなったり,疲れやすくなったりなどのうつ症状がある場合は冬季うつ病の可能性が高くなります!!

 

対策:セロトニンの分泌量を増やす。

まず!! 冬季うつ病は病気なので、症状がひどい場合は必ず病院に行ってください!!

 

今回紹介する対策はあくまで症状が軽めの人に対してのものですので、その辺りはご理解ください。

 

冬季うつ病は日照不足が根本の原因である可能性が高いとはいえ、結局はセロトニン不足が直接的な原因であります。

 

ですので、軽いうつ症状の一つとして朝が起きられなくなっている人は、セロトニンの分泌量を増やす必要があります○

 

日照不足でセロトニンの分泌量が減少しているとはいえ…

・人と会話をする。

・リズム運動をする。

・腸内環境を整える。

・トリプトファンを摂取する。

など、意識的に行動することでセロトニンの分泌量を増やすことが可能です。

詳しくはこちら→「セロトニンの増やし方7選★ 幸せを感じるためにすべきこととは…」

 

軽い冬季うつ病の疑いがある方は、積極的にセロトニンの分泌量を増やす方法に取り組み、精神面の安定に努めましょう★

 

最後に

過ごしやすい季節よりも、明らかに冬の寒い季節の方が目覚めが悪くなったり、シャキッと起きることが出来ない人は増えます。

 

ただ、「冬だから仕方がない」と諦めるか、今回紹介したような対策をとるかで、冬の目覚めは全く変わってきます○

 

他の人が冬の朝に苦戦している中、シャキッと起きられるだけであなたは輝けることでしょう☆

 

冬の朝が嫌にならないように、出来る限りの対策をとって厳しい冬を乗り切りましょう♪

 

HSP歴30年の私”akutaka”が初めて執筆した本、その名も…
「HSP特有の生きづらさを軽くするための言葉」

HSPの専門家でもカウンセラーでも本の作家でもない素人HSPだからこそ伝えられる、生きづらさを軽くするためのリアルな言葉や考え方をこの本に凝縮しました☆彡

”HSP気質”を生きづらさの言い訳にしない人生を送りませんか?

 
スポンサーリンク
最新情報をチェックしよう!