アダルトチルドレンの治し方とは? ACからの卒業を目指す人へ★

アダルトチルドレンの治し方とは?
ACからの卒業を目指す人へ★
 
まず初めに、私は「自分がアダルトチルドレン(AC)だ」ということをつい最近知った ”あくたか” と申します。
※これより先、アダルトチルドレンのことをACと記述させていただきます★
 
ACという言葉を知り、ACの特徴を調べた時に一瞬で「自分はACだ」と分かるぐらい、私はACの要素がかなり強いです!!
 
ちなみに私は後ほど説明しますが、「ヒーロー」タイプのACです。
 
離婚して女手一つで育ててくれていた親に対して迷惑ばかりかけていた兄を見て、極度の反面教師になって親に迷惑を掛けないことだけを考えて生きてきた結果、ACになりました。
 
他にも今考えればACになる原因や要素はたくさんありましたが、一番大きな要因は先ほどの”親の期待を裏切らない”という部分です。
 
そして自分がACだと知った時、「今まで自分がなんだか人と違うと感じていたのはこの影響だったんだ」とものすごく腑に落ちたことを鮮明に覚えています!!
 
ただ残酷なもので、自分がACだと気付けたところで自分も,自分の周りの環境も全く何も変わりません×
 
ですのでこの度、「ACの治し方」についての情報を調べました★
 
そして”同じ境遇の人やACで悩んでいる人たちと共有したい”という想いや、”自分に言い聞かせる”という意味を込めてこの記事を書くに至りました○
 
「なるほど!!」と思える情報だったので、ぜひ参考にしていただいて一歩ずつ着実にAC克服の道を歩みましょう♪
 
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アダルトチルドレンの治し方

まずACは、幼少期の長年のマイナスな経験や感情の蓄積から成るものなので、些細なきっかけで急に克服できるような簡単なものではありません×

 

ですので、焦らず地道に卒業へのステップを踏む必要があるということを理解しましょう!!

 

それでは一体どのような段階を踏めばいいのか?

 

見てまいりましょう!!

 

ステップ1 自分のACを知る.

虫眼鏡で資料を見ている腕元

ACになる根本的な原因というのは、親・兄弟からの虐待や依存症の親との関係,機能不全家族の環境の中で育った、などがあります。

 

そしてその時の経験や感情からいくつかのタイプに分かれます。

「ヒーロー(英雄)」

自分の感情を押し殺して ”親の期待に応えること” ”親に迷惑を掛けないこと” を一番に優先して行動する。

「親にどう思われるか?」「親に迷惑が掛からないか?」ということが全ての基準。

 

「スケープゴート(生贄)」

「ヒ―ロー」タイプの逆で、わざと問題行動を起こしたりして家族の不満や怒りをあえて自分に向けさせて、その負の感情を自分一人で全て引き受けようとする。

「自分が悪者になれば家族はうまくいくんだ」という歪んだ想いを抱いている。

 

「ピエロ(道化師)」

家族を笑顔にしたり楽しい雰囲気にするために、わざとふざけたり冗談を言ったりする。

明るい性格と捉えられがちですが、常に自分の本意ではない行動をとっている。

 

「ケアテイカー(世話焼き)」

小さいながらもかなり献身的に弟や妹の世話を率先して行ったり家事を手伝ったりする。

面倒見がいいというような意味合いではなく、自己犠牲や自虐行為的な意味でとっている行動。

 

「ロストワン(存在しない子)」

なるべく家族の中で存在感を消した方がいいと思い、家族との関係を絶つような行動をとる。

その結果一人だけ外食に行かなかったり、家族旅行も一人だけ連れて行ってもらえなかったりする。

というように同じACでもその中身は全然違ってきます。

 

まずは「自分の生い立ちや子供の頃のどんな感情がACに繋がっているのか?」ということを理解することから始めましょう★

 

ステップ2 過去の自分の感情を吐き出す.

座禅を組んであくびをしている子供

ACは、子供の頃に自分本位で行動することができなかったり,自分の感情を表に出せずに過ごしてきています!!
 
その行動の仕方や感情の押し殺しの蓄積がACにつながっています。
 
そしてこれまで、”そういった感情を吐き出したり消化しきれなかったために今もまだACの要素が抜けきれずにいる”というわけなんですね!!
 
子供の頃の感情を今ありったけ吐き出しても、子供の頃の感情が救われるわけでも,ACをすぐ卒業できるわけでもありません。
 
ですが、子供の頃の感情に真剣に向き合って、当時の自分の本当の感情を吐き出さない限り、根本的な解決に結び付かず,この先の成長もACの克服もあり得ません×
 
一気に当時の感情をよみがえらせたり,考えたりすると精神面が持たない可能性があるので、焦らずゆっくり進めていく必要があります!!
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ステップ3 ステップ2の時の本当の感情を考察する.

勘違いをしている様子の子供
ステップ3では、ステップ2で考えた行動や感情に対して、
「実際にその時にどういった行動がとりたかったのか?」「本当はどのように感情をさらけ出したかったのか?」ということなどを考えます○
 
要するに、”子供の時に抱いていた本当の感情を大人になった今深く考えてみる”ということです!!
 
なぜこういったことをするのかというと、”子供の時に抱いていた気持ち=これから自分が「こうなりたい」と思っている気持ち”だからです!
 
子供の頃に抱いていた気持ちを抱えたまま大人になったためにACになったという要素が大きいので、
大人になった今の考えであれこれ考えて実行しても本当の克服にはつながりにくいです×
 
「子供の頃に本当はどうしたかったのか?」ということを考え,理解し、この先の人生で取り組んでいくことがACを克服するために必要な道のりです○
 

ステップ4 言動 (認知) を変えていく.

青空に雲で「CHANGE」と書かれている

ステップ3までで、自分がACになる原因や要素を調べ,ACを克服するための準備が整ったら、
いよいよ実際にこれからの自分の言動を変えていく段階に移ります○

 

具体的に”ACから克服していくために必要になってくる行動”というのは下記のとおりです★

・認知の歪みを直していく.

・どんなことでも必ず毎日自分を褒める.

・否定的な発言や考えを減らして肯定的な考えや発言をするようにする.

まず「認知の歪み」というのは、”○○すべき”という考えが強すぎたり、何でも否定的な見方をしてしまったり、
全てに白黒つけようとしまったり、失敗は大きく捉えるのに成功は小さく捉える、
というようなことです!!

 

例えば、2日間の休みの内の1日が終わった時に、

「もう1日が終わってしまった」というのはネガティブな認知の仕方ですが、「まだあと一日ある」というとポジティブな認知の仕方になりますよね?

 

このように全く同じ事実でも認知の仕方で考え方や捉え方が180度変わります!!

 

そしてACは完璧主義や理想主義の傾向があるので、自分にマイナスになるように認知したり自分にプレッシャーを与えるような認知の仕方をどうしてもしてしまいます⤵

 

これこそが「認知の歪み」であり、ACを克服するために絶対的に変えていかなければならない要素であります!!

 

そしてもう一点、ACは自信の無さや自己肯定感の低さが足を引っ張ってしまっています。

 

何でも構わないので毎日自分を褒めたり、目の前の物事に対して肯定的に考えるということが克服するにはとても重要なことであります○

 

おそらくACは、”楽観主義”の人や”自分に自信がある人”などに対して、反面教師になったり「自分にそうなるのは無理だ」と思ってしまうでしょう!!

 

ですがその思いというのはどこかで、自分が「あぁなりたい」「あぁなれたら…」と思っている部分でもあると思います☆

 

そういった、無理に蓋をして閉じ込めていた思いを解放してあげることが、ACを克服するために取り組むべき重要な要素であります♪

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ステップ5 ステップ3→4を焦らず繰り返していく.

サイクル

ACというのは子供の頃の長い期間を経てなるものであって、些細なきっかけのような簡単な感じでなるものではありません×

 

ですので、克服するにも時間がかかりますし、何かのきっかけで一気に改善していくというようなことはありません×

 

このことから「子供の頃の本当の感情やありのままの気持ちを考えて、大人の今,その感情や気持ちに蓋をせずに過ごす」という、
ステップ3から4の流れを地道に繰り返していくことが、AC克服の一番の近道となります☆

 

自分本位の姿で生活をして、自分のことを自分で認められたり,自信をつけていくことこそがACの何よりの特効薬です♪

 

AC克服のために取り組むべき内容は決して難しいものではないので、焦らず一歩ずつ着実に取り組んでいきましょう☆

 

最後の一言

私は正直、今までACの性質が自分の良いところ(長所)だと思っていました。

 
ですがACについて詳しく調べてみると、
実際にはただただ自分で満足しているだけであったり、自分の仮の姿の長所であって本当の意味での長所ではなかったと気付きました!!
 
現在はまだ自分がACに「気付いた」だけですが、「気付けた」というふうに捉えてしっかりACからの克服の道を歩みたいと思っています!!
 
あなたもぜひ一緒にACを乗り越えて、今よりもっと大きな幸せを掴みに行きましょう♪
 

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