うつ病の予防や治療になぜ運動が効果的なのか? 5つの理由を紹介★

うつ病の予防や治療になぜ運動が効果的なのか?
5つの理由を紹介★
 
うつ病の予防や治療には運動はとても効果的
この情報はかなり出回っている情報ですが、どうして運動が精神疾患であるうつ病に効果があるのか?
 
今回はその部分に焦点を当てて、その理由について解説していきたいと思います☆
 
日本人のうつ病患者がどんどん増えている背景には、運動不足の人が増えているという深刻な状況があります。
 
私自身、7年前にうつ病を発症した時は運動はほとんどしていませんでした!!
 
長い間症状が好転せず苦しんでいたのですが、上向きになるきっかけとなったのが ”運動” でした⤴
 
初めはうつ病に効くと先生に言われたのでただなんとなく取り組んでいたのですが、
理由を知り,真面目に取り組みだしてからは、鬱の症状がどんどん軽くなっていきました○
 
かなり重いうつ病を発症していたので、現在も闘病中ですが、運動のおかげでとても精神面は安定して過ごすことが出来ています☆
 
「うつ病の最大の薬とも言われている運動がどうしてそんなに精神的な病に効果を発揮するのか?」
 
ぜひその理由を知っていただければと思います♪
 
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運動がうつ病の予防や治療に効果的な5つの理由.

 

理由1 セロトニンの分泌量が増えるから.

夕日をバックに手を広げている女性

運動した後や体を動かした後などに、”何とも言えない達成感や爽快感” を味わったことありますよね?

 

でもなぜあのような感覚を抱くのでしょうか?

 

それは、運動によって【セロトニン】という神経伝達物質が分泌されるからなんです!

 

セロトニンという物質は、精神を安定させるためには欠かせない物質です☆

 

このセロトニンの不足こそが、うつ病を発症してしまう引き金となってしまい、精神を不安定にさせる大きな要因なんです×

 

ですので、運動によってセロトニンを多く分泌させることで、うつ病を遠ざけ、精神を安定させるのです。

 

「セロトニンの増やし方7選★ 幸せを感じるためにすべきこととは…」 の記事で紹介していること全てがうつ病に効果があることです○

 

要するに「セロトニンの分泌を増やすこと=うつ病に効果があること」となるので、運動は非常に効果的というわけなんですね♪

 

理由2 脳の働きが活発になるから.

輝いている脳

まず初めに、うつ病は脳の神経伝達物質の異常による病気…要するに脳の病気です!!

詳しくはこちら→「心の病とは脳の病気のこと!! そもそも人間に心という部位はない×」

 

ですので、うつ病の予防や治療をするためには、脳をいかに正常に働かせるかが大事になってきます。

 

そこで必要となってくるのが ”脳への酸素の供給” です☆

 

脳のエネルギー源は血液と共に運ばれてくる酸素です。

 

血流が悪い状態が続き、脳への酸素の供給量が少ない状態が続くと、次第に脳に異常が出てうつ病を発症する引き金となってしまうというわけです⤵

 

こういった状況を招かないために、運動をして血流を良くして脳へ酸素を行き渡らせて脳の異常を防ぐのです○

 

酸欠になると頭がぼーっとしたり何も考えられなくなったりするのは、脳への酸素の供給量が減っているからなんですね。

 

脳への酸素の供給量を増やすには運動の他にも、深呼吸もとても効果的です!!

 

運動の時間が中々取れない場合は意識的に深呼吸を取り入れてみてください♪

あくたかの”痩せ筋”知識

深呼吸はただ深く呼吸するだけですが、私たちの脳や体にとても良い影響を与えてくれます!!こんなに簡単な健康法は中々ありませ…

 

理由3 睡眠の質が向上するから.

気持ちよさそうに眠る子供

うつ病を発症した人のおよそ9割以上の方が、同時に何らかの睡眠障害を患っています!!

 

それぐらい、うつ病と睡眠というのは密接な関係にあります。

 

人間は睡眠が十分でないと、思考力も行動力も落ちますし、何らかの健康異常も見られるようになります。

 

それがどんどん積み重なってうつ病という形で姿を現すのです⤵

 

そうならないよう十分な睡眠を行うために有効なのが ”運動” というわけです☆

 

特に運動不足の方は、体はそれほど疲れが溜まっていないのに脳はかなり疲れが溜まっている状況になりがちです。

 

その状態で睡眠をとると、体はすぐに回復してしまうので、脳はまだ疲れが残っているのに目覚めてしまうのです×

 

そしてそういった積み重ねがうつ病へと発展していきます。

 

適度に体を疲れさせて、脳も体も同じように睡眠を求めた時にようやく満足のいく睡眠になるので、そのために運動が必要なのです○

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理由4 食事の量が増えるから.

注文しすぎている人

睡眠障害同様、うつ病の兆候や症状として多く見られるのが、食べる気力が低下することによる食事の量の減少です。

 

中には逆に食べる量を抑えれないという症状が表れる人もいますが、基本的には食事量が減ってしまう人の方がよく見られます!

 

食事量が減少すると、体も脳もエネルギーを満足に補給できていない状態になるので、必然的に活動力や集中力は落ちてしまいます⤵

 

そしてどんどん様々なことに対しての気力が失せ、うつ病を発症したり症状が進行したりしてしまうのです。

 

運動をすると、気力うんぬんというよりも体が勝手に栄養を求めるので、自然と食欲が増えて食事量が低下してしまうことを防げます○

 

どんな人間でもしっかり栄養を摂っていないと、精神は乱れていきます×

 

そのため、運動でしっかりお腹を空かせて栄養を補給することはうつ病に効果があるのです○

 

理由5 出来ることが増えて自信がつくから.

成功して喜ぶ男の子と女の子

自分に自信が持てず、自分のことを認められず、自分をどんどん責めるようになると、どんどんうつ病は近づいてきますし,症状はひどくなっていきます×

 

そういった面でも運動は効果を発揮します○

 

運動をある程度継続していると、例えば10分歩くだけで疲れていたところが、15分,20分と必ず伸びていくはずです!

 

他にも筋トレに取り組んでいると、確実に以前より重いものが持てるようになったりします!

 

このように運動を続けていると…

・自分でもやればできる!

・今まで出来なかったことが出来るようになってる!

という自己肯定感の高まりにつながっていき、うつ病を遠ざけることが出来たりうつ病の症状が快方へと向かう足掛かりとなります☆

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と、ここまでうつ病の予防・治療に運動がもたらす効果について紹介してきましたが、
最後に運動を取り入れる際の注意点もお伝えしておきます!

 

うつ病の予防や治療のために運動を取り入れる際の注意点

 

● 長期的に続けられることに取り組む.

カレンダー

いざ運動を始めたとしても続けられずに断念してしまうと、
”続けられなかった自分” に自信を無くしてしまい、かえって逆効果になってしまう可能性があります⤵

 

そのため、運動の効果を味わうためには長期的に続けること+長期的に続けられることに取り組むことが必須条件となります!!

 

意気込んで負担が掛かり過ぎるような運動には取り組まないよう注意しましょう☆

 

● 疲れを残さない程度の運動を行う.

ジョギングをしている女性

質の高い睡眠がとれるようになったり、食事の量が増えたりするために運動は効果的ですが、どちらのためにも ”適度な” がキーワードです!!

 

ハードな運動をしてしまって…

・寝ても体の疲れがとれていない。

・疲れすぎて食べる気が起こらない。

という事態になってしまっては全く意味がなくなってしまいます××

 

運動をどれくらい取り入れるか?という基本的な指標は、”約30分間の運動を週に3回程度”と言われています!

 

ですがあまりこういった基準にとらわれずに、自分が感じる疲れ具合で決めると良いです○

 

適度な運動” と、言うのは簡単でもいざ実際に行動に移す際は中々難しいことです。

 

取り組み初めたばかりの時はできるだけセーブしながら様子を見て、慣れてくると共に徐々に負荷を上げて調節していくと良いでしょう♪

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3、何より楽しんで取り組むことが大事.

月をバックに大きくジャンプをしている人たち

うつ病の予防や治療のための運動という位置づけですから、アスリートやダイエッターのようにストイックに取り組む必要はありません!!

 

うつ病のための運動という観点で考えると、30分走れようが1時間走れようが全く関係なく、
「いかに気持ちよく適度に運動できるか?」 が大事です☆

 

運動が苦痛になってしまわないように気を付けて取り組む必要があります。

 

最後の一言

今回紹介したように、運動はうつ病に一番効く薬と言っても過言ではないぐらい予防や治療に効果的な手段です◎

 

運動を取り組むこと自体に後悔することはほぼないでしょうが、運動を取り組まなかったことに対する後悔は取り返しがつきません!!

 

最後にお伝えした注意点を守り、”体” のため! ”心” のため! ”脳” のため! に、ぜひとも運動に取り組んでくださいね☆彡

 

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