うつ病のサインとして表れる5つの睡眠障害とは?

うつ病のサインとして表れる5つの睡眠障害とは?
 
うつ病を発症した約9割の方が、同時に睡眠障害も患っています○
 
それぐらいうつ病と睡眠障害は深いつながりがあるのです。
 
そこで今回、「うつ病のサインとして表れる5つの睡眠障害」を、
仕事(過労等)が原因でうつ病になり、全く眠れずに複数の薬を服用した経験がある私が紹介していきたいと思います!!
 
どんな眠気や睡眠の悩みがうつ病のサインなのか? ぜひ知ってください♪
 
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うつ病のサインとして表れる5つの睡眠障害

 

サイン1 眠りが浅い・寝付きが悪い(不眠の症状)

うつ伏せで寝ている女性

眠りが浅かったり,スムーズに眠れなかったりなどの不眠の症状は、うつ病を患っている人の睡眠障害の中で一番多く見られる症状です!

 

このような不眠の症状は…

・食べてから間もない状態での睡眠.

・寝る直前まで携帯を使用していた.

・翌日の大事な仕事によるプレッシャー.

など、うつ病以外にも様々な原因が考えられます!

 

もし、下記の記事で紹介している睡眠の質を上げる行動に取り組んでも、睡眠の質が向上しない場合はうつ病の症状として不眠の症状が出ている可能性が高まります!!

 

不眠の症状が強い方は、まずできることに取り組んでみてくださいね♪

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サイン2 寝過ぎて起きれない・長い時間寝ても満足できない(過眠の症状)

眠そうにあくびをしている男性

・十分な時間,睡眠をとったはずなのに思うように疲れが取れていない。

・今まで目覚ましなどを使って起きたい時間に起きられていたのに、それが出来なくなった。

といった、不眠の症状の反対のような ”過眠”の症状も、うつ病による睡眠障害の症状が出ている可能性があります。

 

これも不眠の症状と同様で…

・お酒を飲み過ぎたから朝起きられなかった.

・久しぶりに運動をしたから寝過ぎてしまった.

・睡眠時間が十分に取れない日々が続いていたのでしっかり寝ても疲れが残っている.

というように、他の要素が関係している可能性が十分ありますので、いきなりうつ病と結びつけるのは安直です。

 

特に「非定期うつ病」といううつ病に仮眠の症状が表れやすいので、下記の記事を参考に非定型うつ病の他の症状が表れていないか確認してみてください。

参考記事→「非定型うつ病 (新型うつ病) の症状の6つの特徴とは?」

 

サイン3 午前中に強い睡魔が襲ってくる.

座禅を組んであくびをしている子供

通常,人間は、朝目が覚めて3時間後ぐらいからお昼ごろまでの午前中が、一日の中で一番集中力が高まります!

 

要するに午前中は、眠気を感じることが少ない時間ということです○

 

ですがその午前中に睡魔がきてしまうということは、脳の神経細胞に何らかの異常が表れている証拠です。

 

うつ病も脳の神経細胞の異常によることで引き起こる病気なので、午前中の睡魔がうつ病と関係している可能性が高いということなんです★

 

夜の睡眠もしっかりとっていて、眠くなる要素が特にないのにも関わらず、午前中に眠気が襲ってくる場合はうつ病の症状かもしれません!!

 

サイン4 興味のあることや好きなことをしている時でも眠気がくる.

ピアノの上でうたた寝をしている女性

例えば、面白い先生や上司の話は集中して聞けるのに、面白くない先生や嫌な上司の話は不思議と眠くなったりしますよね。

 

でもこれはいわば自然な現象で、人間は興味があったり好きなものに対しては普段より集中しやすくなります○

 

ですが、自分が興味のあるものを見ていたり,好きなことをしていても眠たくなってしまうのは、脳が異常をきたしているサインの可能性大です

 

うつ病の代表的な症状として、”興味の減退” ”好き嫌いの感情が薄くなっていく” という症状があるので、この眠気はその延長線上という風に考えられます!!

 

好きなこと、興味のあることでも眠気がきてしまう状況が増えているようであればうつ病を疑うべきです。

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サイン5 急に眠気が襲ってくる.

段々眠っていく男性のイラストの

うつ病の一種である ”双極性障害” は、憂うつな気分が続くうつ状態に加えて、異常なぐらい活発になる躁状態という状態を併せ持っています!!

 

異常なぐらいに活発に行動するということは、いきなり尋常じゃない疲れが出てくる可能性があるということです。

 

その症状として、”急激な眠気に襲われる” という症状が出てくる可能性があります!!

 

他のうつ病に関しても、脳が異常をきたして本来の機能が果たせずに急な眠気が出てくることもあります⤵

 

いきなり眠たくなったりすることが増えると、双極性障害をはじめとしたうつ病を発症している可能性がありますので注意が必要です☆

▼参考記事▼

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最後の一言

冒頭でも言いましたが、うつ病と睡眠というのは本当に深い結びつきがあります!!

 

睡眠は体の回復もそうですが、脳の回復においても一番の手段であることに違いはありません!!

 

その一番の回復手段に乱れが生じると、脳が正常に機能しなくなって精神面の乱れにつながってしまいます。

 

もし何らかの睡眠障害の症状が出ているのであれば、うつ病をはじめとした精神疾患の発症を疑ってみることをおススメします!!

 

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