HSPの辛い子育てが楽になるために必要な4つの考え方とは?

HSPの辛い子育てが楽になるために必要な4つの考え方とは?
 
HSPは普段の日常生活を過ごしているだけで様々な生きづらさを感じて疲れるのに、さらにそこにブラスで子育てとなると…
・子育てに関する一人反省会の連続.
・親同士の付き合い方についての悩み.
・一人の時間が満足に取れないストレス.
などによって精神的負担は激増してしまいますよね。
 
もちろん子育ての悩みは、HSP以外の方も尽きることはありませんが、”HSPだからこその子育ての悩み” が多くあることは事実です。
 
そこで今回、小学生の娘を育てているHSPパパの私から、
「HSPの子育てで、精神的負担を軽くするために必要な4つの考え方」について紹介していきたいと思います!!
 
「HSPならではの子育ての悩みが少しでも軽減できるように」という想いを込めて書いていますので、HSPママ,HSPパパの方にはぜひ最後までご覧いただきたいと思います♪
 
スポンサーリンク

HSPの子育ての悩みを減らす4つの考え方

 

考え方1 「自分は十分子育てを頑張れている」と自覚する.

親指と人差し指でOKポーズをとっている女性

HSPは一つのことを探求し出すと、とことん突き詰める特徴があります。

 

子育てにおいても同じことが言えて、「自分の子供のために」と思って、色々なことを調べたり考えたりしていると思います!

 

ですがそこで薄れてしまう大事なことが、”親として頑張れていることの自認” です★

 

ついつい子育てで何かうまくいかなかったときは親である自分に責任を感じ、
子育てでうまくいったときは子供を褒めたり認めたりするだけで、中々親である自分を褒めたり認めたりすることはないと思います。

 

要するに、子育てのことを考えれば考えるほど、自分に責任を感じる量が増えてしまうというわけです。

 

さらにHSPは責任感が強い人が多いので、親としての責任を抱え込み過ぎるという側面もあるので、余計にメンタルが崩れやすいです⤵

 

うまくいかなかったときに反省することは悪いことではありませんが、
うまくいったときには子供と共に親として頑張っている自分も認めてあげましょう♪

 

自分のことをちゃんと認められない人が子供のことをしっかり認めてあげられませんよ◎

 

考え方2 子供は考えるよりも先に行動する生き物だと理解する.

笑顔いっぱいの家族

HSPの私たちは、様々なことを考えてから次の行動を起こすことが普通ですよね?

 

ですが子供って、思ったことをパっとすぐ言ったり、頭より先に体が動く生き物です○

 

そのギャップに、HSPの親はつまづきやすいです。

 

自分では納得できない動きが常に目の前で行われているんですから、そういうギャップに疲れてしまうことはいわば当然です○

 

ですので、そのギャップを無理に埋めようとせず、
子供はあれこれ考えるよりも先に行動に移す生き物だ」と十分理解できるまで自分に強く言い聞かせましょう!

 

難しいかもしれませんが、「何で自分の考えが通用しないの?」と子供に対して思っている以上、ストレスは溜まっていく一方です!

 

理解できない子供の行動を受け入れられた分だけ、子育てのストレスは減っていきますよ☆

▼あわせて読みたい▼

子育てのイライラがヤバい人に必要な7つの考え方とは? 私は小学生の娘を持つ父親ですが、全くイライラしない子育てなんてきれいごとだと思っています!! 私も妻もこれまで幾度となく子供に対してイライラしてきました○ 子供も[…]

 

考え方3 迷惑を掛けない子育てなんて200%無理だと理解する.

座禅を組み胸の前で手を合わせている子供

HSPの気質で生きていると、人の目ってめちゃめちゃ気になってしまいますよね。

 

特に子育てをしていると…

・子供の声が迷惑になっていないかな.

・ベビーカーが邪魔になっていないかな.

・子供が人に迷惑かけるようなことをしでかさないかな.

などというように、他人の目が余計に気になってしまう要素が増えて精神的に疲れてしまうと思います。

 

そんな時に楽になる考え方が、「他人に迷惑を掛けない子育てなんて絶対に不可能だ」ということです♪

 

日本ではどうしても ”人に迷惑を掛けてはいけない主義” が強いですが、そうはいっても善悪の判断がつく大人でも人に迷惑はかけてしまうものです!

 

それがまだ善悪の判断があやふやな子供の場合は、なおさら迷惑を掛けてしまうのは当然です!!

 

もちろんいくら子供でもしてはいけないことをしてしまいそうなときや、実際にしてしまった時に叱ることは親の役目です。

 

でも、「感情のコントロールが難しく、どういう行動をとるのか察知不能な子供がずっとお利口さんで居れるわけがない
という気持ちをどこかで常に持ち合わせておかなければなりません!!

 

私の場合、”自分の子供が多少迷惑を掛けながらでも善悪を学んでいくこと”と、”少々の子供の迷惑で嫌な顔を心の狭い人” のどちらを優先すべきかということをよく考えています!!

 

現に社会では、子育てを頑張っている親やその子供に対して理解のある大人が大多数です〇

 

「子供の理解に乏しい心の狭いごくわずかな人間のために自分の子供の成長を邪魔させてたまるものか」
というぐらいの気持ちで、子供の迷惑に敏感になり過ぎて疲れてしまわないようにしましょう☆

 

考え方4 一人時間が作れない分、子供に自分の楽しみを共有してもらう.

笑顔で我が子を抱っこしようとしている母親

HSPが子育てをするうえで特にツラくなってくるのが、”一人時間が取れなくなること”だと思います!

 

実際問題、周りに子供を預けられるような頼れる人がいて、
子供から離れて一人の時間を満足に取れるような親というのはごくごく限られています。

 

特に幼稚園児や小学生の間は目が離せないので一人時間が取りづらいです。

 

そんな時にどう折り合いをつけていくか? ですが、手のかかる子供がいる時点で”一人で”という考えをまずは捨てるべきです!

 

厳しいようですが、なぜ”一人で”という考えを捨てるべきかというと、
HSPの親が一人時間を求めれば求めるだけ、取れないことにストレスを感じて余計に苦しくなってしまうからです。

 

ですので、一人時間を取ろうとするのではなく、
本来一人時間で楽しもうと思っていたことをどうにか子供と楽しめないか?という考えにシフトチェンジすべきです♪

 

自分一人の時間が欲しいことはもう、もの凄く! かなり! めちゃめちゃ! 分かります。。。

 

しかし、子供を放ったらかしにするしか一人になる方法が残っていないのであれば、その選択肢は諦めるしかありません!

 

でも、”一人で”という条件は諦めたとても、”自分の好きなことをする”ということは工夫次第で子供と共に出来る可能性は残っています◎

 

例えば…

・テレビを観ることが好きなのであれば、自分と子供のお互いが楽しめるようなテレビを観る。

・買い物が好きなのであれば、先に子供が楽しめるような買い物をして満足してもらって、次に自分の買い物に付き合ってもらう。

など、ちょっと工夫して自分の欲望に子供を巻き込んでも罰は当たりません×

 

HSPは相手に合わせようとする同調性もかなり強いので、子供に対してもつい多くのことを我慢しがちです。

 

ですがそのストレスが回りまわって子供に影響が出てはいけません×

 

自分が子供を育てるという意識ではなく、「自分と子供、協力し合ってお互いのチカラで育っていく」という意識で、
子供にも自分のわがままに付き合ってもらうという選択肢を持っておきましょうね☆彡

▼参考記事▼

HSPによるHSCの育て方☆HSPパパが実践している子育て術を紹介!! 私はHSCの小学生の子供を持つHSPパパです! 妻はHSPではなく、たまに私の敏感な部分や繊細な部分と衝突することはありますが、私たち親子にとても理[…]

 

最後の一言

ただでさえ子育てというのは一筋縄でいかないものです。

 

そこにHSPの気質の要素が加わると、さらに子育ては辛いことが多くなってしまいます。

 

ですが子供は親の鏡なので、親の私たちが元気で過ごしていないと子供も元気に過ごせません×

 

今回紹介した考え方を大事に持ってもらって、親である私たちと子供の両方の笑顔が少しでも多くなるような子育てをしていきましょうね^^

 

HSP歴30年の私”akutaka”が初めて執筆した本、その名も…
「HSP特有の生きづらさを軽くするための言葉」

HSPの専門家でもカウンセラーでも本の作家でもない素人HSPだからこそ伝えられる、生きづらさを軽くするためのリアルな言葉や考え方をこの本に凝縮しました☆彡

”HSP気質”を生きづらさの言い訳にしない人生を送りませんか?

 
スポンサーリンク
最新情報をチェックしよう!