うつ病の人に言ってはいけない5つの言葉とは?

うつ病の人に言ってはいけない5つの言葉とは?
 
家族や友人など、
自分の大切な人がうつ病に…どのような声をかけてあげればいいんだろう。
と不安に思っている方…まずは安心してください!!
 
あなたのその意識さえあれば、うつ病になってしまった大切な人に対して、ベストではないにしてもベターな言葉は必ずかけられるようになります○
 
うつ病は精神状態をあげようとすることよりも、下がらないようにすることの方がよっぽど大事なので、
ベストな言葉をかけようとするよりもNGワードを言わないようにすることの方がとても重要です!!
 
考え抜いた結果の良かれと思って言った言葉でも、うつ病の人にとっては傷口をえぐられているかのように思う言葉もあります⤵
 
大切な人を自分の言葉一つでさらに傷つけてしまわないようにこの度、
うつ病の人に言ってはいけない代表的な言葉”を5つ、
うつ病闘病歴7年目の私から紹介させていただきますので、ぜひ紹介するNGワードに気を付けてお声がけしてもらえればと思います♪
 
”うつ病の治療中に実際言われてどう思ったか?”
”その言葉のどういうところがうつ病の人を苦しめるのか?”
など、うつ病を7年間闘病している私だからこそ伝えられるうつ病を患っている側の気持ちや、
上手な言い伝え方なども併せて書き記していますので、ぜひ最後までご覧ください☆
 
それではみてまいりましょう♪
 
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うつ病の人に言ってはいけない7つの言葉

 

1:「意外と大丈夫そうで良かった」

 

 
うつ病の気持ち

大丈夫そうに見せてるだけだよ。。。

想像よりも元気そうな姿を見て安心した時に言ってしまいがちな言葉ですが、実際は見た目ほど精神状態は良くないという場合がほとんどです。

 

うつ病はメンタルが弱い人がなる病気” だと未だに思っている人がたくさんいますが、逆のパターンの方が圧倒的に多いんです!

 

「周りのために自分を犠牲にして我慢し、それでも平然を装う」

このような我慢を積み重ねられるメンタルの強さによってどんどんストレスを溜めていった結果がうつ病に結びついてしまいます。

 

意外と大丈夫そう」と声を掛けるのは、「うつ病に耐えてる姿が素敵」と言っているのと変わらないという風に捉えてください★

 

もし言うならば、大丈夫そうに見えてても、本当は辛かったんだねと気持ちを汲み取った寄り添う言葉をかけてもらう方が良いですね○

 

2:「私だって落ち込む時あるよ」

 

 
うつ病の気持ち
私がうつ病になったのはおかしいって言いたいの?

励まそう、共感しようと思って出る言葉だと思いますが、うつ病の人にとってこの言葉は、

「私は落ち込むけどうつ病にはならない」

「落ち込んでうつ病になる意味が分からない」

という様に、共感とは逆に突き放されているように感じてしまいます⤵

 

うつ病の中でも症状の軽い重いはありますが、
うつ病は短くても2週間以上憂うつな気分が続く状態のことであって、1日や2日落ち込むこととはわけが違います×

 

骨が折れた人に向かって、「私も骨が折れるような痛みをよく経験してるよ」なんてこと言いませんよね?

 

同じようにうつ病の人に対しても、無理に寄り添う言葉をかけようとしなくても大丈夫です○

 

うつ病の人との距離感に関してはこちらの記事も参考にしてみてください!

→「うつ病の人への関わり方★ 闘病中の私が伝えたい5つのNG行動」

 

3:「早く元気になってね」

 

 
うつ病の気持ち
そんな簡単に治る病気じゃないって。。。

元気になってほしいという旨の言葉は、言ってはいけない言葉というわけではありませんが、
そこに悪気は無いにしても急がせるような言葉を付けてしまうとうつ病の人は苦しくなってしまいます。

 

大切な人だからこそ早く元気になってほしいという気持ちが湧いてきますが、
うつ病は焦れば焦るほど悪化する可能性が高まるということを忘れないでください!!

 

もしたとえ早期で治ったとしても、再発のリスクが高くなってしまいます。

 

悪気はないにしても急がせるような言葉は絶対に伝えずに、
「ゆっくりでいいからしっかり治してね」と、うつ病をゆっくりでもしっかり治してほしい旨を伝えるようにしてください!

 

4:「うつ病には○○がいいらしいよ」

 

 
うつ病の気持ち
そんなこと言われたって。。。
 

うつ病について調べ、うつ病の原因や治療法を知って、大切な人に良くなってもらいたい一心で自分が知った情報を伝えたいよいう気持ちは分かります。

 

ですがうつ病の原因や治療法というのは、一人一人違い、その人に合ったペースや治療法で治していかないと快方には向かいません×

 

例えばうつ病の治療には運動が有効と言われていますが、
運動が苦手だったり、体を動かす気力が無いうつ病の人に無理に運動を勧めることは傷口を広げる行為となってしまいます!!

 

うつ病についての知識を深めることはどんどんしてもらいたいことですが、
治療法については病院の先生や本人に任せて、あなたはあくまで補助という姿勢を徹底してください○

 

もし伝えるのであれば、

「うつ病って○○や○○みたいに色々な治療法があるんだね」

といった感じで伝えてもらうと、うつ病について知識を深めていることも伝わりますし、
押し付けた言い方でなくとも「その方法なら自分でもできるかも」と、自然な形で治療の可能性を広げてあげることに繋がります☆

 

もしうつ病の治療薬の関係で苦しんでいる方がいらっしゃるのであれば、
断薬や薬に頼らない治療をサポートしてくれる”メンタルサプリ”をそれとなく勧めてみてはいかがでしょうか?

 

薬とは違って副作用がない安心安全のサプリメントが、あなたの大切な人のメンタルの安定をサポートしてくれるかもしれません♪

詳しくはこちら→「うつ病闘病生活7年目の私が、メンタルサプリを3つ紹介します☆」

 

5:「なんでうつ病になったの?」

 

 
うつ病の気持ち
今その説明を求めないで。。。

表面に表れてこない病気なので余計に、うつ病になった細かい経緯というのは知りたくなると思いますが、これもNGです×

 

というのも、うつ病の人にとってうつ病の原因というものはいわば傷口です!!

 

コケてすりむいた時、まずは消毒をして皮膚が再生してかさぶたが自然ときれいにめくれた時にやっと治癒となりますよね。

 

途中で傷口を傷つけてしまったり、かさぶたを無理にめくってしまうと治りが遅くなるのと同様に、
うつ病になった細かい原因を聞くことは、うつ病の治療を邪魔することとなってしまいます!

 

うつ病の治療の段階で本人から話をしてくれるかもしれませんし、
うつ病になった細かな原因は、治療が終わって再発防止のために必要なものという位置づけで、急いで知ろうとしないでください★

 

最後に

私はうつ病の症状がひどかった時、言われてうれしかった言葉はほとんど覚えていませんが、
今回の言葉のような言われて苦しくなった言葉というのは鮮明に覚えています!!

 

うつ病の人からすると、励まされたり気を遣われたりするよりも、いつもと変わらずただそばにいてくれることが何より嬉しいことです〇

 

大切な人を想って、”元気づけたい” ”気持ちを伝えたい” と思うのは必然ですが、
うつ病の人が求めているのはもっとシンプルで簡単なことばかりです!!

 

支える側が気負ってしまっていつもと変わってしまうのが一番うつ病の人にとっては堪えてしまうので、どうかあなたも心を楽に軽くして接するようにしてください☆彡

 

HSP歴30年の私”akutaka”が初めて執筆した本、その名も…
「HSP特有の生きづらさを軽くするための言葉」

HSPの専門家でもカウンセラーでも本の作家でもない素人HSPだからこそ伝えられる、生きづらさを軽くするためのリアルな言葉や考え方をこの本に凝縮しました☆彡

”HSP気質”を生きづらさの言い訳にしない人生を送りませんか?

 
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