敷布団とベッドのメリットデメリット
● 敷布団のメリット.
畳んで収納できる.
布団は何と言っても畳んで収納できてスペースを取らないことが大きなメリットですね☆
布団が敷けるスペースを寝る時さえ確保していれば、それ以外の時間はそのスペースが活用できるので、効率のいい部屋の使い方が出来ます〇
部屋が小さい場合などはこのメリットが最大の決め手になるかもしれません!!
下のような毎日の布団の収納に便利なものもあります○
簡単に干せる.
人間は寝ている間にコップ一杯分(約200cc)以上の汗をかいています!!
そんな人間の体が毎日何時間も乗っているわけですから、お手入れは必須となります○
敷布団の場合、ここで活躍するのが”日光消毒”
「日光に当てたから衛生面は完璧!!」 というわけではありませんし、日光への当て過ぎは生地が傷んでしまいますが、
適した時間,日光に当てることは、確実に布団の衛生面のタメになります○
また、簡単に洗えて干せる布団ならば、飲み物をこぼしたり汚れが付いてしまうことに対してそれほど神経質にならずに済みます!!
ただし、大気中のゴミや最悪の場合,鳥の糞などの汚れが付着した手すりに布団を干してしまうと、何のために干しているか分かりません×
そんな時は、布団に手すりの汚れが付かないカバーが有効になるので、敷布団とセットで購入したいものですね★
処分が楽.
布団やベッドの購入時に、処分のことを考える人は中々いないと思いますが、実際処分する際は結構問題になってきます!!
その点敷布団の場合、自治体によって変わりますが、
小さく切って可燃ごみとして処分出来たり、それが無理でも近くの粗大ごみセンターに自分で持っていくことが可能です。
引き取りに来てもらう場合でも、私の地域では3枚/300円ぐらいで済むので、処分の手間も処分費も気にせずに済むのは後々とてもありがたく感じられますよ○
落ちる危険性が無い.
これは特にお子さんのいるご家庭で重要視されるポイントですが、布団で寝ていると ”落ちてケガをする” という心配がなくなります♪
ですので、落ちる心配のある小さな子供やかなり寝相が悪い人にとっては、外せない条件となってきますね!!
● 敷き布団のデメリット.
睡眠の質が悪くなりがち.
敷布団の下の床の硬い部分が体に面してしまうような薄い敷布団だと、
うまく寝返りが出来ないことから睡眠の質をかなり悪くしてしまう可能性があります⤵
これは畳めたり簡単に動かせるという敷布団のメリットの代償とも言えますね。
基本的に体重が重い人ほどこのリスクが高くなりますが、布団の下の床の硬さが肌身に感じてしまう人は布団で寝るのはやめた方が良いでしょう。
いかに他の条件的に敷布団の方が良かったとしても、一番の目的である睡眠が満足にできなければ全く意味を成しません×
このデメリットはかなり慎重に考える必要があります!
「畳みやすくなくてもいいから、とにかく睡眠の質が上がるようなフカフカな敷布団が欲しい!」という方は、
マットレスを超えた!?腰痛対策 高反発敷布団『雲のやすらぎプレミアム』
↑↑の敷布団を検討してみると良いかもしれません★
買い替えるスパンが早い.
これは布団の素材や造りによって個体差が出てくるところではありますが、基本的に敷布団はベッドよりもヘタリやすいです。
敷布団の買い替えスパンが長いのは、カビ臭くなったり汚れが蓄積したりクッション性がなくなったり、と買い替えのキッカケとなる要素が多いからです!
違った見方をすると、買い替えを渋ってしまって「もう少し使えるだろう」という気持ちからついつい悪い状況の敷布団で寝てしまう可能性も出てきます×
敷布団で寝るのであれば、「何か気になる要素が出てきたときにはスパッと買い替える」という強い気持ちも大切になってきます☆
もし値段や質で迷った時には、王道の布団メーカー「西川」で敷布団を選ぶと後悔する可能性も低くなるでしょう。
布団のことなら西川におまかせ!【西川 公式オンラインショップ】
ホコリやハウスダストを吸ってしまう.
ホコリやハウスダストはすべて重力によって床に落ちていきますので、地面に近いところに居るほど吸入する可能性は高まってしまいます○
たとえしっかり掃除をしていたとしても、生活している以上次から次へとホコリやハウスダストは増えていきます⤵
さらに敷布団で寝る場合は、掛け布団や枕に対してもホコリやハウスダストの付着量が増えてしまいます。
枕に付いていたホコリ等を吸いこんだり、寝ている間に掛け布団を動かしたりなどで、
知らず知らずの内に多くのホコリ等を吸い込んでいる可能性が十分考えられます!
体調を崩しやすい人やホコリやハウスダストに敏感な人、掃除をマメに出来ない人などは、敷布団で寝るのはやめておいた方が良いでしょう×
畳む⇔敷くが面倒.(怠ると不衛生)
敷布団は基本的に起きたら畳んで収納するか隅っこに寄せ、また寝る時に敷くという流れですよね。
ですがこの流れ自体、かなりの手間です。。。
だからといってこの手間を省いていくと、スペース的にもかなり邪魔になりますし、敷布団の良さがほとんど消えてしまいます。
さらに床に敷きっぱなしだと、ホコリがどんどん溜まって、床と布団が面する部分はカビの格好の餌食となってしまい、かなり不衛生です××
これは布団だけにとどまらず、布団の敷いてある周囲にも影響してくることですので、
”起きたら畳み,寝る時に敷く”が面倒くさくなる人は布団で寝るのは向いていないでしょう。
面倒くさがりだけど敷布団を清潔に保ちたいという方は、布団クリーニングのプロにお願いするというのも一つの手です★
詳しくはこちら → 布団の丸洗い専門店【しももとクリーニング】
● ベッドのメリット.
睡眠の質が上がる.
ベッドはマットレスに十分な厚みがあるので硬い部分に体が面する心配がなくなりますし、さらにクッションの硬さや反発力なども自分の体に合わせることが可能です○
厚みや硬さなどの様々な要素を自分の体に合わせられるということは、敷布団に比べると格段に睡眠の質が向上するということです⤴
どんな寝具を選ぶうえでも、快適な睡眠が出来るかどうかが最大の焦点になってくるので、
このベッド(マットレス)のメリットはかなり強力なメリットと言えるでしょう♪
マットレスに関してはこちらの記事も参考にしてみてください‼
マットレスで人生が変わる!!失敗しないおすすめマットレス 5選 人間の体や脳や心を回復させる最大の手段である”睡眠” その睡眠の質の大きなカギを握っているのがマットレスです!! 自分[…]
起きた時,寝る時の手間が少ない.
折り畳みベッドでもない限り、基本的にベッドは一度部屋の中に配置するとその場所でずっと置きっぱなしになりますよね!
要するに朝起きてベッドを片付けたり、寝るために準備する必要がありません○
毎日この2回の手間があるか無いかで体への負担は大きく変わってきますし、用意や片付けにかかる時間を省けるという点も非常に大きなメリットです!!
ホコリやハウスダストを吸うリスクが下がる.
ベッドで寝る場合は、基本的に40㎝~50㎝前後、床から上がった位置で寝ることになります!
低床型のベッドもありますが、少なくとも布団よりかは確実に高い位置で寝ることとなるので、ホコリやハウスダストを吸うリスクがグッと下がります!
体調を崩しやすい人やホコリやハウスダストに敏感な方にとっては外せない条件ですね☆
自分好みにできる.
ベッドはマットレスだけでなく、フレームにもこだわることが出来て、
スペースが許す限り、寝る環境(照明やコンセント、フレーム下の収納 etc)を自分好みにカスタマイズすることが可能です○
自分が落ち着ける空間でないとスムーズに寝ることが出来ないので、自分が落ち着ける環境を自ら作れるということは非常に大きなメリットですね!
● ベッドのデメリット.
手入れが難しい.
ベッドのマットレスは基本的に置きっぱなしか、頑張っても壁に立てかけるぐらいしかできません×
さらにどんなフレームかにもよりますが、ベッドの下部の掃除も確実に大変になります。
フレーム(マットレス)下に空間がある場合のベッド周辺を清潔にするため+マットレスの寿命を延ばすためには、
フレーム下の床をなるべくコマめに掃除する必要があります!!
そこで活躍してくれるのが”お掃除ロボットルンバ”です!!
人間の手の届かないところや掃除機での掃除が難しいところの掃除をしっかり行ってくれます!
ベッド下の掃除に不安がある人は、”ルンバ”でベッドの下をホコリやカビ,ダニから守ることも一つの選択肢です○
場所が占有される.
折り畳みベッドでない限り、ベッドは一度場所を決めるとそこに居座り続けます!
ということはそのスペースはベッド専用のスペースになってしまいます。
狭い部屋だと特に、ベッドによってスペースが圧迫されてしまって、様々な自由を奪われてしまうことが考えられます⤵
もし「部屋は狭いけど,どうしてもベッドで寝たい」という方は、折り畳みベッド一択になるでしょう!
一回の出費が高い.
ベッドのフレームやマットレスはかなりピンキリありますが、安いものでもそうは安い買い物ではありません×
その分すぐ壊れたりヘタったりするものではありませんが、
「なるべく安く…」「今はお金が無いから…」といって安い物を買って後悔してしまうリスクは十分考えられます⤵
日々の疲れを癒すための睡眠に毎日何時間も使うものですから、ある程度の出費は覚悟したうえで購入する必要がありますね!
処分が大変.
フレームもマットレスも処分をする際は、一筋縄ではいきません×
私の地域では、フレームは解体して処分すると数百円で済みますが、マットレスは引き取りで3000円かかります。
さらにマットレスは一人で簡単に運べるものではないので、そういった意味でもベッドの場合は処分がかなり大変になってきます⤵
落ちる危険性.
ベッドはフレーム+マットレスの分,高い位置で寝ることになるので、どうしても落ちた時のケガのリスクが大きく,高くなってしまいます。
小さなお子さんや寝相が悪い人は、ベッドガードなどの転落防止措置が確実に必要になりますね。
最後に
見てもらった通り、「布団のデメリットを解消させるのはベッド、ベッドのデメリットを解消させるのは布団のメリット」
という具合に、両者は本当に表裏一体の部分が多いです!!
”布団かベッド” どっちで寝るかについての正解は、自分が何を求めているかを冷静に判断できるかどうかが何よりのポイントとなってきます!
家の状況や睡眠に対する悩みなど、総合的に判断して後悔のないように決めてくださいね☆