今さら聞けないHSPについての基本情報を紹介★
今さら聞けないHSPの基本情報
● HSPって何の言葉の略?
Sensitive:センシティブ ➡ 繊細、敏感
Person:パーソン ➡ 人間
● 具体的にどういう人のこと?
HSPってただ ”非常に繊細で敏感な人” のことを指しているのではなく、「DOES」 という判断基準を満たした人のことを指します!
Depth of processing = 物事を深く処理する.
being easily Overstimulated = 多くの刺激を受けやすい.
being both Emotionally reactive generally and having high Empathy in particular = 共感力が高く、感情に反応しやすい.
being aware of Subtle Stimuli = 刺激に対して敏感.
この ”4つの特徴の全てに当てはまる人がHSP” ということになります。
「DOES」についての詳しくはこちら→「HSPか否かの判断基準となる「DOES」を分かりやすく説明します☆」
ですから、この特徴のことを知らない人がHSPと名乗っても、それは嘘ということになります。
● HSPって病気?
HSPはうつ病のような精神疾患のようなイメージをよく持たれるのですが、決して病気ではありません!!
一種の「気質」です★
短気な人もいればおおらかな人がいて、大雑把な人がいれば繊細な人もいますよね!!
その中で人より様々な刺激に敏感で、人より繊細で考える量が多いというような特徴がある気質の人のことをHSPと言います○
HSPのことを病気と呼ぶのは、短気な人のことを犯罪者と呼ぶようなものです!!
勘違いしないようにしましょうね♪
● HSPには2タイプある?
HSPというのは、大きく二つのタイプに分かれます!!
まず一つ目のタイプが、HSPの中でも約7~8割を占めている、刺激に敏感であらゆる刺激をなるべく避けたいと思っているタイプのHSPです。
こちらが世間一般にイメージされているHSPのタイプです!
そしてもう一タイプが、HSPの中の約2~3割を占めている、刺激に敏感なことには変わりないが,そういった刺激を自ら求めていくHSS型HSPというタイプです。
こちらは外向型HSPと言われたりなんかもしています!
具体的な違いを言うと、例えばあまり面識のない人も多く集まる会に招待されたとします。
約7~8割の非HSS型のHSPの場合は、「刺激を受けて気疲れしそうだから出来れば行きたくない」と、参加に消極的になります⤵
ですが約2~3割のHSS型HSPの人は、「刺激を受けて気疲れしそうだけど、なんだか楽しそう」というような発想になって参加に積極的になります⤴
刺激に敏感であったり繊細な気質という意味では同じHSPですが、刺激を自ら求めにいくかそうでないかがこの2つのタイプの根本的な違いです!
HSS型HSPとは?その4つの特徴をHSPの立場からお伝えします★ 今回はHSS型HSPの”特徴”について、HSS型ではないノーマルHSPの私から紹介させていただきます!! まずはHSS型HSPについて簡単に説明して[…]
●どれくらいの人がHSP?
現在日本では、約4~5人に1人がHSPだと言われています。
ですがこの数字をそのまま鵜呑みにすると大きな誤解を生んでしまいます×
というのも、前項目で紹介したHSS型の人と非HSS型の人は同じHSPでもその様子はまるで違います☆★
他にも判断基準である「DOES」の中でも、”D”の特徴が強い人もいれば、”O”の特徴が強い人もいます!!
性格や考え方が全く同じ人間がこの世に存在しないように、HSPの中でも全く同じHSPはいません×
あくまで「約4~5人に1人がHSP」というのはHSPを大きなくくりとしてみたときの数字であって、
厳密には何人に一人と簡単に言えるようなことではないということは思っておく必要があるでしょう♪
詳しくはこちらの記事で!! → 「HSPって何人に1人の割合? 5人に1人というのは誤った情報?」
● HSPって損? 得?
これはHSPの私からすれば正直言って、損と思えば損だし、得と思えば得だし…という感じです!!
例えばHSPの気質の特徴の一つに、”一つの物事に関して深く考える” という特徴があります。
この特徴を”損”だと思うと、”余計なことを考えすぎてしまって疲れてしまう”という風に捉えられますが、
”得”だと思えば、”一つ一つの物事を突き詰める力があって知識が深まる”という風に捉えることができます○
このようにHSPの気質の特徴のほとんどが、どちらにも捉えられるものばかりです☆
ですので「HSPの気質のせいで…」と思うことが多い人もいれば、「HSPの気質のおかげで…」と思うことが多い人もいます○
これは…
・HSPについてしっかり理解できているか?
・HSPとしての自分を受け入れられているか?
・職場や人間関係など、HSPである自分を苦しめる環境か?生かせる環境か?
などによってどちらに転ぶかは変わってきます!
HSPは気質なのでそうそう変えられるものではありません×
HSPをマイナスと捉えられるかプラスと捉えられるかは自分の行動次第と言えるでしょう♪
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最後の一言
今回はHSPの基本的な情報をお届けしましたが、HSPは探っていくと非常に奥深い気質です!
簡単に説明するのは難しいですし、捉え方次第でその様子はコロッと変わります。
ですので、もし自分がHSPだと自覚している人でHSPを知ったばかりの人や、まだHSPに関する知識が少ない人は、ぜひもっとHSPについて調べてみてください★
私も自分のHSPを輝かせるために色々調べていますが、まだまだ新たに知ることが多いです!
HSPの気質で生活する以上、いかに「HSPで良かったぁ~」と思える瞬間を増やせるかが大事になってくるので、そのために必要な知識をどんどん深めていきましょうね♪