HSPが人より多く睡眠時間が必要な3つの理由☆ 寝不足はうつ病へ?!

HSPが人より多く睡眠時間が必要な3つの理由☆ 寝不足はうつ病へ?!
 
自分がHSPだと自覚している人や、もしかすると自分はHSPかも?という人の中で…
・朝起きるのが辛い.
・朝起きた時に疲れが残っている.
・午後からの集中力がガクッと落ちる.
・一日の疲労感が半端ない.
・夜スムーズに寝付けない.
などという睡眠に関する悩みがある人は、うつ病を発症してしまうリスクがかなり高くなっている危険な状態なので、
 
当記事を読んで、「HSPは普通の人よりも睡眠時間が必要なんだ」ということを必ず理解して、十分な睡眠時間を確保するようにしてください‼
 
HSPは”気質”なので、うつ病という”病気”とは全くの別物ですが、HSPに寝不足という要素が絡むとうつ病との距離がグッと近づいてしまいます。
 
私も強めのHSP気質なのですが、長時間労働による睡眠不足が原因でうつ病を発症してしまいました。
 
状態はかなり良くなりましたが、6年以上経った今も闘病しているぐらい重度なうつ病を発症するに至りました。
 
この記事を読んだあなたには、うつ病もそうですが、HSP特有の睡眠障害によって苦しい思いをしてほしくありません×
 
HSPが人より多く睡眠時間が必要な理由と併せて、対策についても言及しているのでぜひ最後までご覧ください★
 
スポンサーリンク

HSPが人より多く睡眠時間が必要な3つの理由と対策

 

理由1、人より多く脳を働かせているから。

輝いている脳

HSPは普通の人が考え付く先のことまで考えを及ばせたり、1のことを聞くと10,20と考えを広げたりと、脳を人より多く働かせていますよね。

 

あなたも、「よく気が付いたね」や「そんなことまで考えていたの?」と言われることが多いんじゃないでしょうか!

 

ですが、脳を多く働かせて先のことを考えたり考えを広げることって、意識的にしているわけではなく自然とそういう思考回路になっていますよね?

 

私も、「こんなことまで考える必要ないのにどうして考えてしまうんだろう」と思うことが度々あります⤵

 

このようにHSPというのは分かりやすく言うと、
人より脳を多く働かせて考え事をするスペックが標準装備されている人”なのです!!

 

そしてその思考量の増加による脳の疲労を回復させる一番の手段が「睡眠」なので、
HSPが人より多くの睡眠が必要だということもまた標準でなければならないんです♪

 

対策:睡眠の質を向上させる.

普通の人より思考量が多いから脳を回復させるための睡眠時間も多く必要というのは理解できても、
中々睡眠時間を増やすことって難しいですよね。

 

となると残された道は、睡眠時間をカバーするだけの”睡眠の質”を向上させることです〇

 

実は睡眠に対して不満がある人と無い人とでは、約30分ほどしか睡眠時間に差が無いんです!

 

要するに睡眠時間の長さが睡眠の全てではないということです。

 

睡眠の質が悪い8時間睡眠よりも、睡眠の質が良い6時間睡眠の方が、2時間睡眠時間は短くても確実に脳の回復は出来ています〇

 

睡眠に不満があって睡眠時間を増やすことが出来ないHSPの方は、誰でもできる睡眠の質の向上に取り組んでみましょう☆

 

睡眠の質を向上させるためには、枕やマットレスなどの寝具関係の見直しから、朝起きた時,夜寝る前の生活習慣の見直しまで、実に色々改善できる点があるはずです!

 

ぜひ下記の記事を参考に睡眠の質を向上させて、別次元のスッキリな朝を迎えてみませんか?

→「枕と睡眠の質の関係」

→「自分に合うマットレスを探してみる」

→「睡眠の質を向上させる生活習慣について」

 

理由2、人より満足に休憩できていないから。

様々なことを考え込んで悩んでいる女性

HSPは、”真面目” ”正義感が強い” ”人の目が気になる” などの要素から、
休憩時間中も何かを考えてしまって100%の休憩が出来なかったり、自分の思い通りに休憩をとることが中々出来ていません×

 

ましてやサボるなんてもってのほかですよね。。。

 

あくまで個人差はありますが、人間はある一定の集中力を保てる限界は90分間と言われていて、その中でも深い集中を保てるのはせいぜい15分間だと言われています。

 

さらに同じ60分間の勉強でも、15分間勉強→休憩5分×3サイクルの方が、60分間続けて勉強を行うよりも効果が出るという研究も出ています。

 

このように、人間の脳に与える休憩の影響というのは非常に大きいんです〇

 

要するにHSPは、”日中の休憩を上手にとることが出来ないのでその分夜の睡眠が多く必要になってくる” というわけです!!

 

対策:お昼休みに仮眠をとる.

人の目を気にしてしまうので、中々お昼休みに仮眠をとることは難しいですよね。

 

でもお昼休みの仮眠には…

・ストレス解消。

・心臓病のリスク低下。

・午前中の疲れをリセット。

・午後からのエネルギーの充電。

など、喉から手が出るくらいの様々な良い影響を私たちの体にもたらしてくれます♪

 

私も以前、お昼に仮眠をとることには気が引けていたのですが、これらの効果が確実にあることを知ってからは仮眠をとるようになりました!

 

すると、午後になると必ず襲ってきていた眠気も解消しましたし、1日が終わった時の疲労感やストレスの具合がまるで変わりました☆

 

真面目でサボることはおろか、休憩もろくにとることができていないHSPの方は、お昼に仮眠をとることを100%おススメします!!

 

ただし仮眠する時間が長すぎたり、仮眠する環境が良すぎたりすると、逆効果になってしまうので、
下記の記事を参考に、注意点をしっかり守って仮眠してくださいね♪

→「昼休みの3つの大きな効果と注意点について」

 

理由3、人より眠りにつくまでに時間がかかるから。

待っている人

これは睡眠そのものの時間が長く必要というよりも、眠りにつくための準備の時間が長く必要ということですね!!

 

というのもHSPの気質上、起きている時間はほぼ脳をフル回転させていますので、そこから脳が休まる状態に移行するまでにどうしても時間がかかりやすいんです。

 

さらにHSPは寝る前でも色々なことが頭に巡って、気がついたり思い付いたりするので、寝室に行っていざ横になっても、

 

「あっ!あれしとかなきゃ」とか「明日の準備大丈夫かな?」などと考えてしまって、中々眠りに付けないというケースも多くあるんじゃないでしょうか?

 

私もベッドに横になって落ち着いた状態になってから気付くことがよくありました。

 

脳を休ませる時間が多くかかるという点と、気質上スムーズに眠れなくなる要素があるという点から、
HSPは睡眠時間(寝るための準備時間)が人より多く必要になります★

 

対策:寝るまでにアウトプットし、寝る直前のスマホは厳禁.

アウトプットとは具体的に言うと、今日起こったことや明日のことなどを紙や携帯のメモなどに書き出すことです!

 

要するに日記ですね〇

 

脳内の情報量が多いHSPは、頭の中で情報を整理しようとしても中々整理しきれませんよね。

 

そのような状態から眠りにつこうとするので、脳が完全に休まるまでに時間がかかったり、寝る前に色々と考えが浮かんでしまったりしてしまいます⤵

 

なのでなるべく脳内を空っぽにした状態で寝室に行ってスムーズに入眠するために、今日のことや明日のことを事前にアウトプットするようにしましょう♪

 

そして刺激を受けやすいHSPは、情報が多く入ってきて刺激の多いスマホは寝る前には厳禁です××

 

寝る前のスマホが、睡眠の質を上げるために取り組んできたこと全てを水の泡にしてしまいます⤵

 

HSPより刺激を受けにくい非HSPの人でも、寝る前のスマホは刺激が強くて睡眠の質をかなり悪化させるので、HSPの人は余計にダメです!!

 

寝るまでにアウトプットしておくことと寝る前のスマホ厳禁で、スムーズな入眠と睡眠の質向上に努めてくださいね♪

→「睡眠の質を向上させるための寝る前の過ごし方について」

 

最後に

”HSPだから睡眠時間が多く必要” ということは中々一般の人に理解されがたいのが実情ですが、
だからといって睡眠に不満を持ったままHSPの気質で生きていくと、必ず精神崩壊を招きます⤵

 

私は、「生きづらいのは自分だけじゃない」ということで、睡眠不足で疲れている自分に鞭打って頑張っていましたが、案の定、重度のうつ病になってしまいました。

 

今後どのように睡眠に重きを置いていくかはあなた次第ですが、くれぐれも自分の心と体から発せられているSOSのサインを無駄にしないでくださいね♪

 

本当に身近で簡単なところから睡眠の質を向上させることは可能なので☆彡

 

HSP歴30年の私”akutaka”が初めて執筆した本、その名も…
「HSP特有の生きづらさを軽くするための言葉」

HSPの専門家でもカウンセラーでも本の作家でもない素人HSPだからこそ伝えられる、生きづらさを軽くするためのリアルな言葉や考え方をこの本に凝縮しました☆彡

”HSP気質”を生きづらさの言い訳にしない人生を送りませんか?

 
スポンサーリンク
最新情報をチェックしよう!