HSPによるHSCの育て方☆ HSPパパが実践している子育て術を紹介!!

HSPによるHSCの育て方☆
HSPパパが実践している子育て術を紹介!!
 
私はHSCの小学生の子供を持つHSPパパです!
 
妻はHSPではなく、たまに私の敏感な部分や繊細な部分と衝突することはありますが、私たち親子にとても理解があり,すごく寛容に接してくれる人です☆
 
私自身強めのHSP気質の持ち主で、今まで非常に生きづらさを感じながら過ごしてきたので、
「自分の子供には同じ想いさせまい」と思って、最近まで子育てに励んでいました!
 
ですがそれはあくまで、HSPの私(親)の勝手なエゴでした。
 
自分の想いとは裏腹に、HSCの一面が増えてくる子供に対して焦ってばかりいました⤵
 
意識すればするほど自分の手で自分の子供に生きづらさを味わわせていたのです。。。
 
「これではダメだ」と思い、子育てに対する意識を少しずつ変えていったところ、子供も私自身もかなり笑顔が増えました!!
 
そこで今回、私たち親子の笑顔が増えるに至った「HSCの子供に対する接し方で大事なこと」について色々と書いていきたいと思います★
 
子育てに正解はないと思いますし、HSCの形態も人によって様々なので、今回紹介していく内容が各ご家庭に当てはまるかは分かりません。
 
ですが、参考にしていただける部分が多かれ少なかれ必ずあると思いますので、HSPの親の方やHSCの子供を持つ方はぜひ最後まで見てもらいたいなと思います☆
 
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HSCの子育てで大事な5つのこと

 

● 周りの子育て談を参考にし過ぎない.

拡声器で話す人の声がうるさいとジェスチャーしている女性

この記事もある意味子育て談なので矛盾しているようですが、何が言いたいかというと、
「子育て…特にHSCの子育ては、他のご家庭の子育ての失敗談や成功話が当てはまりにくい」ということです!!

 

世帯年収、住んでいる家の環境、習い事の数、兄妹の有無など、子供の性格以外の要素だけみても家庭によってかなり違いがあります×

 

そこに子供の性格の違いが加わってくるわけですから、他の家の子育ての経験談が的を射ることの方が少ないのです!!

 

さらにHSCの子育てにおいては、「周りの子と同じように育てよう」とすればするほど、親も子供も,周りとの違いに戸惑ってしまう可能性が高まります。

 
とはいっても、とても参考になる意見や身になる情報も確実にあるのは事実なので、周りの意見や情報を全く聞かないというのもいけません×
 
ここで大事になってくるのは、「この意見,この情報なら自分の子供に生かせる」という冷静な判断です☆
 
子育てで悩むことがあって何かに頼りたい気持ちが強くなっても、間違った対応をしてしまうと余計に辛さが増すだけです。
 
特にHSCの子育ては一般の子育ての枠に当てはまらないことが多いので、余計に間違った対応をとってしまいがちです!
 
周りの意見や情報に耳を傾けることは大変良いことですが、耳を傾け過ぎないように注意はしましょう★
 

● それとなく自分と周りが違うことを伝える.

笑顔で我が子を抱っこしようとしている母親

HSCの気質は、自分と周りとの違いに疑問や違和感を感じれば感じるほど生きづらさは増幅してしまいます。

 

ですが、自分と周りとの違いを分けて考え,肯定することができれば、余計な生きづらさを感じずに済みます○

 

とはいえ子供なので、「あなたと周りは違う」なんてことを伝えてしまうと子供はショックを受けてしまいます。

 

ですので伝え方が非常に大事です!!

 

私の家庭の場合は、

 
HSPパパ
みんな同じ考えなら、じゃんけんっていつまでたってもアイコになるよね。
 
ママ
ママとあなたは家族なのに思うことは違うよね。ってことは友達だともっと違って当然だね。
というようなニュアンスの言葉をかけて、それとなく「自分と周りは違って当たり前」という考えを持ってもらえるようにしています!!
 
ただし!
あまりこの意識を植え付けすぎると、全てにおいて ”自分と周りとは違う” という意識を持ってしまい、協調性や仲間意識が薄れてしまうので注意が必要です。
 
ここの線引きは非常に難しいですが、我が家は子供から出てくる言葉で判断しています○
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● かなり神経を使って過ごしているので,しっかり休ませる.

仰向けで寝ている子供
HSCは非HSCの子供に比べると、考える量が多かったり色々な刺激を受けていて、脳をかなり酷使しているので非常に疲れが溜まりやすいです!!
 
大人は疲れ具合に応じて可能な範囲で休むことを調整できます。
 
ですがHSCの子供は、集中しすぎてつい頑張り過ぎてしまったり、次から次へと興味が湧き出たりで、休むことが二の次になってしまいがちです⤵
 
そのため、半ば強制的に親が休む時間を取ってあげた方が良いです!!
 
子供のしたいようにさせていると、知らず知らずのうちに疲労が蓄積して、体調を崩してしまったり集中力がガクッと落ちてしまう可能性があります。
 
子供らしく元気に生活できるように、親の立場からしっかり休ませるということもHSCの子育てでは大事になってきます☆
 

● HSCならではの長所を伸ばす.

成功して喜ぶ男の子と女の子

HSCの気質はどうしてもマイナスな要素が目立ちやすいです。

 

ですが下記の記事で存分に書いていますが、HSC (HSP) の気質は才能の塊でもあります◎

▼参考記事▼

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特に子供の場合は、長所を伸ばしてあげるサポートが有るのと無いのとでは見え方や成長の仕方がかなり変わってきます!!
 
私の子供の場合は手先がとても器用で音の違いに繊細なので、ピアノを習わせています☆
 
すごく楽しんでいてどんどん上達していってます○
 
HSCの子供には、他の子供には見受けられないようなHSCだからこその長所があるはずです◎
 
HSCの気質がマイナスに働いてしまう部分は必ずあると思いますが、その部分に目を背けるのではなく、
「そのマイナスを凌駕するぐらいのプラス要素を引き出す」という意識がHSCの親としては非常に大事ですね♪
 

● 親の自分がいつ何時でも子供の味方でいることを感じさせる.

笑顔いっぱいの家族

HSCの子供は特に、周りのお友達や集団生活の中で馴染めないことやうまく過ごせないことが多いです。

 

そんな中で、どんな時でも自分のことを理解してくれる存在がいないと、子供のメンタルは崩壊してしまいます⤵

 

私も、子供を叱った後「言い過ぎたかなぁ」「怒られると思って今後話さなくならないかなぁ」などと常に不安な気持ちになってしまいます。

 

”愛を持って叱ってさえいれば大丈夫” と折り合いをつけていますが、ここのバランスは非常に難しさを感じるところではあります!!

 

過保護すぎるのもよくありませんが、突き放したり責め過ぎたりして子供の敵になってしまうようなことは絶対に避けなければいけません×

 

特別な気質ゆえの周りとのギャップによる子供のメンタル面の乱れをしっかり支えてあげられるように、
「自分はあなたの味方だよ」という気持ちは伝え続けましょうね♪

 

最後の一言

HSCの子供に限らず、子育てというのは悩みが尽きることはありません。

 

今回はHSCの子供に対する接し方に着目して書いてきましたが…

・自分の子供に合う子育てをする。

・無理に周りのお友達に合わせなくていいことを伝える。

・しっかり休ませる。

・長所を伸ばす。

・子供の最大の味方でいる。

など、どのご家庭の子育てにおいても大事にすべき基本的なことばかりです★

 
要するに、”HSCだからといって特別に扱い過ぎる必要はない” ということです○
 
今回我が子の子育てのことを調べるためにこの記事を読んでいるように、
あなたが子供のためにと思って行動をとっている以上、きっとお子さんに気持ちは伝わっているはずです♪
 
これからも色々考えることや悩むことはあると思いますが、追い込んで自分だけで乗り越えようとせず、周りの大人や自分の子供と協力しながら幸せを増やしていきましょうね★
 

HSP歴30年の私”akutaka”が初めて執筆した本、その名も…
「HSP特有の生きづらさを軽くするための言葉」

HSPの専門家でもカウンセラーでも本の作家でもない素人HSPだからこそ伝えられる、生きづらさを軽くするためのリアルな言葉や考え方をこの本に凝縮しました☆彡

”HSP気質”を生きづらさの言い訳にしない人生を送りませんか?

 
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