うつ病になると表れる5つの体の不調とは? スルー禁止の初期症状.

うつ病になると表れる5つの体の不調とは?
スルー禁止の初期症状.
 
うつ病は精神的な病として認識されていますが、身体的な症状も多く見られます!!
 
今回はその中でも特に表れやすいうつ病の身体的な症状を5つ、うつ病闘病歴7年の私からお伝えしていきたいと思います★
 
ハッキリした原因が分からない体の不調も、うつ病の治療をすることで治るケースは非常によく聞かれることです○
 
特定の理由が無いのにも関わらず…
・疲れやすくなった.
・体のある部分が痛い.
・食事や睡眠に異常が見られる.
・頭痛やめまいや肩こりがひどくなった.
などの症状が出ている人は特に注意して見てもらいたいと思います!!
 
スポンサーリンク

うつ病になると表れる5つの体の不調

 

不調1 食事の異常.

注文しすぎている人

うつ病を発症した人のおよそ6割以上の方に、”食事の異常”の症状が表れます!!

 

食事の異常というと…

・ある特定の食べ物しか食べなくなる ”偏食

・食べる気力が湧かず、何も食べ物がのどを通らなくなる ”拒食

・食べても食べても脳が満足感を得られず、食べる量が増えてしまう ”過食

というような異常のことで、この中でも特に多く見られるのが拒食の症状です。

 

そしてこういった食事の異常は体型に顕著に表れてくることがほとんどです。

 

急に好き嫌いが増えたり,急に痩せたり太ったりすることもうつ病の症状として出ている可能性があります!!

参考記事→「”うつ病かも?”と思ったらどうすればよいか? 流れを説明します☆」

 

不調2 睡眠の異常.

うつ伏せで寝ている女性

睡眠の異常は食事の異常よりも表れやすい症状で、うつ病を発症した人のおよそ8割~9割以上の方に表れます!!

 

症状としては…

・寝過ぎたり朝決まった時間に起きれなくなる ”過眠

・思うように寝れなかったり夜中に何度も起きてしまう ”不眠” 

というような症状が表れます。

 

うつ病というのは正確にいうと脳の神経伝達細胞が異常をきたすことによって起こる病気なので、
脳が”起きろ”という指令を出せずに過眠の症状が出たり、脳がうまく休まらないことで不眠の症状が出たりしてしまいます。

詳しくはこちら→「心の病とは脳の病気のこと!! そもそも人間に心という部位はない×」

 

また、うつ病の症状として睡眠に異常が出たのではなく、睡眠の異常が原因でうつ病を発症するケースも少なくありません!

 

そのぐらい睡眠とうつ病は密接な関係にあります!!

 

睡眠をしっかりとるだけでうつ病の予防ができたり,症状が改善したりすることも大いにありますので、
日頃から睡眠に対して高い意識を持っておきたいものです☆

▼あわせて読みたい▼

睡眠の質を上げるために必要な5つの”習慣”を紹介します★  日本は先進国の中で一番睡眠時間が短い国であると同時に、日本人の約7割以上の人が睡眠に不満を持っているという事実があります。 ですが実は、睡眠時間の短さだけが睡眠の不[…]

 

不調3 原因不明の体の痛み.

背中を押さえて苦しそうに立っている男性のイラスト

首や肩、背中や腰など、体に原因不明の痛みがある場合もうつ病の症状として出ている可能性があります!

 

こういった原因不明の体の痛みのことを ”不定愁訴” というのですが、これは仮面うつ病という,うつ病によく見られる症状です★

仮面うつ病の詳しくはこちら→「仮面うつ病とは? 4つの症状の特徴を紹介!! 体が痛くなる鬱病の正体.」

 

”内科や外科的な治療をしても治らなかった体の痛みがうつ病の治療をしたことで治る” という通常では想像しがたいことが起こるのです★

 

体の痛みがうつ病によるもの」ということは中々イメージしにくいことですが、十分考えられるので注意が必要です!

 

不調3 疲労感や倦怠感の増大.

机に顔を付けている無気力な男性

疲労感や倦怠感が増すことも、うつ病を発症した半数以上の人に見られるよくある症状です!

 

体は少々疲れていても気持ちでカバーできる人がいる一方で、反対に体は元気でも気持ちが乗らずにすぐ疲れてしまう人もいます⤵

 

うつ病になると様々なことに対して興味が薄れ、普段何気なくしていることですら苦痛に感じてしまうので、疲労感や倦怠感が増しやすいんです。

 

うつ病による疲労感や倦怠感というのは、これといって疲れるようなことをしていないのに疲れるようになったというようなイメージです!

 

歯磨きをしたり顔を洗ったり,着替えたりお風呂に入ったりと、
日常生活の動作ですら疲れを感じるようであれば、かなりうつ病の症状は進行している可能性が出てきます★

 

そしてこういった疲労感や倦怠感によって行動量が少なくなっていくと、さらにうつ病の症状は加速していくので非常に注意が必要な症状でもあります!

 

こうならないためには ”リズム運動” が非常に有効なので、ぜひ取り入れてみてくださいね♪

リズム運動とは?…「うつ病予防・治療に効果がある”リズム運動”とは一体どんな運動?」

 

不調5 自律神経の乱れによる症状.

人間は自律神経が乱れると…

● 頭痛 ● めまい ● 肩こり ● 下痢 ● 便秘 ● 過呼吸 ● 倦怠感 ● 食欲の減退 ● 集中力の低下 ● 手足のけいれんやしびれ

など、様々な症状が表れるようになります!

 

詳しくは下記の記事にて解説しています★

あくたかの”痩せ筋”知識

自律神経とはそもそも何なのか?自律神経の乱れとはどういうことなのか?自律神経が乱れるとどうなるのか?を自律神経のコトを全…

 

自律神経が乱れる大きな要因はうつ病と同じ ”ストレス” なので、うつ病を発症するタイミングで自律神経が乱れることによる症状が表れる場合があります!!

 

日常で起こりやすい症状も多くあるので、もしそういった症状の頻度が増えてきたりするとうつ病を発症している合図かもしれません☆

 

最後の一言

今回紹介したように、うつ病のSOSのサインとして体に異常が表れる可能性は十分に考えられます!!

 

「歳のせい」や「ちょっと疲れが溜まってるから」といってスルーしてしまっていては、ズルズルうつ病が進行してしまうかもしれません×

 

自分や大切な人の体に何らかの体の異変が起こっているのであれば、ぜひ”うつ病”という選択肢をもって対処するようにしてくださいね☆彡

 

HSP歴30年の私”akutaka”が初めて執筆した本、その名も…
「HSP特有の生きづらさを軽くするための言葉」

HSPの専門家でもカウンセラーでも本の作家でもない素人HSPだからこそ伝えられる、生きづらさを軽くするためのリアルな言葉や考え方をこの本に凝縮しました☆彡

”HSP気質”を生きづらさの言い訳にしない人生を送りませんか?

 
スポンサーリンク
最新情報をチェックしよう!